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中古車在庫もお手軽価格で狙い目?メーカー純正キャンピングカーたち【推し車】

単なるアウトドア需要のみならず、車中泊での旅行や災害対策まで評価され、今や専門の展示会も盛り上がって人気のあるキャンピングカー。昔からあるカスタムカーはもちろん、1990年代RVブームの頃にもオートキャンプブームもあって盛り上がり、メーカー純正キャンピングカーも登場していました。

そんなメーカー純正キャンピングカーから、過去に話題となった3台を紹介します。

2代目スバル ドミンゴ アラジン(1996年)

2代目スバル ドミンゴ アラジン

軽1BOX車のサンバーへ小型車用エンジンを搭載、3列シート化した元祖軽1BOXベースミニバンがドミンゴ。限られたスペースに回転対座シートなどパッケージングの工夫と、コンパクトで扱いやすいボディがウケました。

1994年にモデルチェンジした2代目もRVブームで人気は続き、当時流行っていたオートキャンプ需要に対応すべく追加されたキャンパー仕様がアラジンです。

軽ベースなので幅が狭いのですが、背の高いボディのルーフ上へ折りたたみキャビンを追加したので、寝ている時の様子次第では転倒しないかという妙な心配も。しかし実用性は高く、現在の軽1BOXキャンパーにもそのコンセプトは受け継がれています。

初代ホンダ オデッセイ フィールドデッキ(1996年)

初代ホンダ オデッセイ フィールドデッキ

1994年発売、売れ筋のRV不足なホンダ起死回生の一撃となった初代オデッセイ。その2列目/3列目頭上をガラストップとする「サンシャインルーフ」装着車をベースに、ポップアップ(跳ね上げ)式ルーフへ換装した純正特装車がオデッセイ フィールドデッキです。

生産ラインの都合でルーフが低く、頭上の開放感でハイルーフ車にかなわないロールーフミニバンの弱点を逆手に取り、ポップアップルーフを開いた時のキャビン(2名分の就寝スペース)へアクセスしやすく、腰高感もないのがメリットです。

ルーフ上でのアクセスも前後2箇所からできるため、1人が就寝中でももう1人の昇降が可能など、ミニバンベースでも実用性は高く、同種の車は数多く発売されました。

最新「オデッセイ」中古車情報
本日の在庫数 1260台
平均価格 132万円
支払総額 19~1,603万円

マツダ ボンゴフレンディ(1995年)

折りたたみ式、あるいはポップアップ式のルーフで車内とルーフ上へ就寝スペースを作れるカスタムキャンピングカーはありましたが、ボンゴフレンディは発売とともに電動式ポップアップルーフ「オートフリートップ(AFT)」で話題に。

8ナンバー登録でキャンプ用の装備が充実したキャンパー仕様も販売されるなど、当初より明確にキャンピングカー需要を意識しており、CMでも電動でスムーズに開くAFTをアピールして、オートキャンプに使いたいファミリー層には支持されました。

後継のビアンテには引き継がれなかったのが残念なものの、今でもボンゴフレンディというと通常ルーフ車よりAFTを思い出す人は多いと思います。

最新「ボンゴフレンディ」中古車情報
本日の在庫数 15台
平均価格 122万円
支払総額 50~277万円

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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