窪塚洋介×ランドローバー レンジローバー ヴェラール:Vol.4「かつての相棒」MOBYクルマバナシ
【Profile】窪塚洋介 〜我らのみ知る道、愛をもって〜1979年5月7日生まれ。神奈川県横須賀市出身。日本を代表する俳優として、2016年にハリウッド映画『沈黙 -サイレンス-』に出演。2017年には主演作『アリーキャット』が公開するなど、銀幕スターとして開進。2006年からはレゲエDeeJay『卍LINE』として音楽活動も行っており、現場至上主義を掲げながら活動をおこなっている。
前回までのインタビューはこちら:
Vol.1「今を生きろ」
Vol.2「未来への道しるべ」
Vol.3「幸運の方舟」
10万kmを共にした愛車
Vol.3「幸運の方舟」で語られていたように、これまでメルセデス・ベンツやエルグランドなど、複数台の車を所有してきた窪塚洋介さん。その中でも特に印象に残っている車は、車を手放す以前、最後に所有していたダッジ マグナムだという。
「今まで乗った中でも、やっぱり一番愛着があったのはマグナムかな。エルグランドもファミリーカーだし、HHRも自分で選んだものじゃなくて、もらえるなら頂きますって感じだったんで。だけどマグナムは直感的に『超欲しい』って思って譲ってもらった車。じつは俺の前々オーナーが山本KID君で、そこから俺の元に巡ってきたっていう経緯があるんだよね」
「日本に一本しかない黒いホイールを履いてたり、車高を下げてたり、かなりいろんな所をいじってた。卍LINEのエンブレムも友達に作ってもらって、それを後ろに付けたりとか。立体的なステッカーで、ボディーと同じ色なんだけど浮かび上がるようにして」
「仕事で遠くに行くときも、俺だけマグナムに乗って行っちゃうくらいお気に入りだったもん。一人で10万キロ以上は走ったんじゃないかな。結局知り合いに格安で譲っちゃったんだけど、東京に行くとそいつがマグナムで迎えに来てくれたりとか、離れた後も乗る機会が多くて、寂しさとかは感じなかったかな」
「車はいつも直感で選んでる。オレは中身には詳しくないんで、パッとみたときの感覚が重要。エンジンとか馬力とか、中身に関しては後から知ってどんどん好きになって、燃えてくるタイプ。なんかチャラ男みたいなことを言ってますけど、とにかくガワを重視」
「今まで乗ってきた車はけっこういじったけど、ヴェラールだったら純正がカッコいい。自分のエンブレムのステッカーはたくさん持ってるから、それはどこかに一個くらい付けてもいいかな」
「東京と比べると、大阪の方が運転しやすいかなぁ。大阪は一方通行が多いんですよ。今走ってる『御堂筋』は下り走行だけの一方通行。あっちの『四ツ橋筋』が上りだけで、さらに向こうの『なにわ筋』は両方向……。ね、分かりやすいでしょ? 慣れれば運転しやすいですよ。あ、ここを右に曲がるとアメ村です」
「アメ村をこんな車で走るのが夢だったなぁ。とか言って」
「大阪といえばたこ焼きだけど、俺が一番好きなのは三角公園の目の前にある『甲賀流』っていうたこ焼き屋さん。せっかくだから、みんなで食べない? 俺も久々に食べたくなっちゃった(笑)。今日ははるばる来てくださったので、ここは俺が奢ります」
「上から時計回りに、ネギぽん、ネギソース、ソースマヨ。山芋多めの生地がすごく好みで、とろとろ柔らかいの。ダシってて、ネギが多くて、明石焼きっぽいかも。10個で300円だし、大阪は安くて美味しいのも多い。良い人ばっかりだし、本当に住みやすいですよ。あ、写真撮る前に一個食べちゃった」
「甲賀流も並んでるときはすごい並んでるんだよ。今日は空いてたからラッキーだったね。たこ焼きの下りだけど、企画が変わっちゃうから一番でかく使ったりしないでくださいね(笑)」
遠い地方での仕事の際も車で移動してしまうほど気に入っていたという、ダッジ マグナム。共に過ごした距離はなんと10万km以上とのこと。様々な想い出が、かつての愛車に詰まっていることでしょう。
次回“MOBYクルマバナシ”最終回では、窪塚洋介さんが「自動車の未来」について語ってくださいます! 窪塚さんの描く理想の未来が垣間見える、最後のメッセージです。お楽しみに!
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Vol.5(最終回)「“我のみ知る道”」
『卍LINE -O.RE.O.RE.O-』on YouTube
格闘家・山本KIDさんから巡ってきたダッジマグナムは、卍LINEの人気チューン「O.RE.O.RE.O」で登場(21秒〜)。曲中には「それぞれの幸せを」と、”媚薬”のようなメッセージが息づく。
取材・文:米永豪、田神洋子
撮影:佐藤亮太
RANGE ROVER VELAR R-DYNAMIC HSE P380(試乗車両)
車両価格(消費税込) | ¥12,620,000 〜 |
乗車定員(人) | 5 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,820x1,930x1,685 |
ホイールベース(mm) | 2,875 |
エンジン | 3.0L V型6気筒スーパーチャージド・ガソリン |
最高出力(PS) | 380 |
最大トルク(N・m) | 450 |
トランスミッション | 8速AT |
撮影協力
【ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社】
【アスタープレイス】
窪塚洋介さん 関連情報
【窪塚洋介所属事務所アスマキナ】
【卍LINE オフィシャルサイト】
【AMATO RECORDZチャンネル[youtube] 】
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...