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全部言えたらイタ車マスター!日本で買えるイタリア車メーカー一覧と高級車ランキング

ランボルギーニ

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ランボルギーニはフェルッチオ ランボルギーニ氏によって設立され、サンターガタ ボロニェーゼに本社がある、世界的に有名なスーパーカーメーカーです。

その設立にはフェルッチオ ランボルギーニ氏が購入したフェラーリが壊れた際に、エンツォ フェラーリ氏に苦情を申し立てたが相手にされなかったことに腹を立て、自らスーパーカーを製造することになったというエピソードがあります。

ランボルギーニの経営は波瀾万丈で今まで多くのオーナーが携わってきましたが、1999年からフォルクスワーゲン傘下に属してからは安定しているといえるでしょう。

ランボルギーニの代表車種「アヴェンタドール」

アヴェンタドールはランボルギーニのフラッグシップであり、カウンタックの血統が引き継がれたV12を搭載するスーパーカーとして2011年に登場しました。

アグレッシブでアバンギャルドなデザイン、そして強力なV12エンジンを搭載する姿は「キング オブ スーパーカー」であるカウンタックを彷彿させ、日本だけではなく世界中で高い人気を誇っています。

2018年に最終型の「アヴェンタドール SVJ」が発表されました。

最新「アヴェンタドール」中古車情報
本日の在庫数 95台
平均価格 6,027万円
支払総額 2,980~9,950万円

パガーニ

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パガーニは元ランボルギーニのデザイナーのオラチオ パガーニ氏によって、1992年モデナに近いサン チェザーリオ スル パーナロにて設立されました。

スーパーカーのみを生産するメーカーでエンジンにはメルセデス AMG製を採用しており、現在は「ゾンダ」の後継車「ウアイラ」を生産しています。

少数生産のため顧客の要望に応じたワンオフモデルや限定車を得意としており、街中で走っている姿を見かけることはめったにないでしょう。

パガーニの代表車種「ウアイラ」

パガーニ ウアイラ

@Mike Mareen/stock.adobe.com

ウアイラは、2010年に生産終了したゾンダの後継車として100台の限定車として2011年に発表されました。

2017年に発表された「ウアイラ ロードスター」も100台限定モデル発売モデルで、228万ユーロ(約2億7,360万円)という価格にも関わらず発売前に完売しています。

オーダーする多くの顧客はワンオフのボディカラー、装備をオーダーするため、自分だけのウアイラを所有できることができます。

【番外編】日本車とも関わりの深い「イタルデザイン」

@art_zzz/stock.adobe.com

イタルデザインは1968年にジョルジェット ジウジアーロが設立した、「イタルデザイン・ジウジアーロ」というイタリアのデザイン会社。自動車だけでなく多くの工業製品などのデザインを手がけており、2010年にフォルクスワーゲングループに買収されました。

イタルデザインが最初にデザインした日本車は軽商用車「スズキ キャリィ」です。他に、「いすゞ ピアッツァ(1981年)」「トヨタ カローラ(1983年)」「スバル アルシオーネSVX(1991年)」なども、イタルデザインによるもので古くから日本との関わりが深いデザイン会社です。

最近では日産とイタルデザインがともに50周年を迎えた記念として限定モデル「日産 GT-R50」をデザイン。現在、世界的に注目を浴びているデザイン会社と言えるでしょう。

今回紹介したイタリア主要自動車7メーカーのうち、いくつわかりましたか。全メーカー、そして全代表車種がわかったあなたは間違いなくイタ車マスター。MOBYでは今後も、興味深いイタリア車の動向を追っていきます。

かわいい小型のイタリア車3選

イタリア車には独特の魅力があります。超が付くほどの高級車から、庶民の足となる小型の車までのさまざまなラインナップが並びますが、コンパクトなボディでもすっきりとしたデザイン性は抜群のセンスの良さです。イタリアを代表するかわいい車たちをご紹介していきましょう。

フィアット 500

イタリア語でチンクエチェントを意味する500は、日本でもその名で親しまれてきました。1936年に誕生した長い歴史を持つ車で、2007年から現行の3代目を迎えています。丸いフォルムのエクステリアと、取り回しのしやすいサイズは、時代を重ねた現在もイタリアのみならず日本でも人気の一台です。

豊富なラインナップで、EV車の「500e」、カブリオレの「500C」の他にミドルサイズSUVの「500X」を揃えているのも見逃せない特徴のひとつ。インテリアは丸を基調にしたデザインとポップなカラーで上品にまとめられ、乗り込んだ時のワクワク感も考えられているようです。500にしかないイタリアの伝統を感じることができるかもしれません。

フィアット パンダ

@art_zzz/stock.adobe.com

初代は中国市場を意識して作られたという「パンダ」は、1980年に誕生しました。当初は直線的なデザインが特徴でしたが、2代目でメカニズムやデザインに大きく手を加えられています。そして現行型となった2011年からは、丸みとスクエアを組み合わせたスクワークルシルエットが採用されました。

ラインナップは「EASY(イージー)」のみですが、インテリアにもフィアットらしい独創性が溢れています。例えばドアの内側やインストルメントパネルには隠れ「Panda」の文字が並ぶなど遊び心満載です。2021年に215台限定車として「Panda Cross4×4(パンダ・クロス・フォーバイフォー)」を販売。専用の内外装に加え走破性の高さに特徴があります。

最新「パンダ」中古車情報
本日の在庫数 190台
平均価格 143万円
支払総額 25~388万円

アバルト 595

アバルトは1949年からフィアットをベース車両にして、レーシングチューン行い、ツーリングカーやラリーに参戦してきたチューニングメーカーです。「アバルトマジック」と呼ばれる最上級のマシーンは、レースでその名を知られる存在となりました。サソリのエンブレムは、創業者でレーシングラーダーでもあったカルロ・アバルトの誕生月を表しています。

フィアット500とよく似ていますが、内外装やメカニックは本物のスポーツモデルそのもの。2017年のマイナーチェンジで全グレードが595に統一されています。『フォーミュラー4』に供給されるターボエンジンを採用した「F595」、カブリオレモデルの「595C ツーリズモ」、全てにおいて高性能なスペックを採用した「コンペティツィオーネ」までラインナップされました。

イタリアの高級車人気ランキングTOP5

イタリアにはスーパーカーしか作らないメーカーも多く、高級車と呼ばれることの多い国でもあります。美しく独創的なデザインは、イタリアならではの感性と言い換えることができるでしょう。日本でも依然として人気の高い車が多くあります。手の届く車とは言い難いですが、注目の車種をご紹介していきましょう。

第5位 フェラーリ ローマ

カリフォルニアの後継となるポルトフィーノのクーペ版として2019年に誕生したのがローマです。ポルトフィーノとは全く異なるスタイルが採用されています。タイトな後席を持つ「2+クーペ」ですが、だからこその優美なファストバックスタイルが特徴的です。

フォーマルなミニマリズムを強調するために、できる限りシンプルに仕上げられたデザイン性が目を惹きます。コンポーネントの70%を新開発し、並外れたドライビングプレジャーながら、運転のしやすさは、日常使いを兼ね備えたモデルに仕上げました。

最新「ローマ」中古車情報
本日の在庫数 79台
平均価格 3,292万円
支払総額 2,787~4,040万円

第4位 マセラティ MC20

2020年に誕生したMC20は、マセラティのフラッグシップモデルです。2004年に37年ぶりとなるレースへの復活を果たしたマセラティMC12の進化系といえるでしょう。名前のMCはマセラティコルセの頭文字で、コルセはレーシングを、20は2020年の新たな時代の幕開けを表しています。

ハイパースポーツカー仕様のエクステリアでは、マセラティ初となるバタフライ型である跳ね上げ式ドアが採用されました。また22年ぶりとなる自社製エンジンを搭載しており、『F1』で使用される燃焼システム「プレチャンバー」を市販車で初採用していることも大きな特徴の一つ。ケタ違いの存在感を漂わせたマセラティの新時代を担った一台といえるでしょう。

第3位 フェラーリ プロサングエ

2023年から発売が開始されるプロサングエは、フェラーリ初の4ドアスポーツカー。イタリア語で「サラブレッド」を意味するプロサングエと名付けられました。新開発されたボディは、フェラーリ史上最も広いラゲッジを備えています。今までにない見晴らしの良いドライビングポジションとなっていますが、車との一体感はフェラーリならではのものです。

エクステリアで特徴的なのは、フロントグリルを採用していないこと。飛行機の翼端同様の「ディヘドラル形状」となっており、唯一のルックスを強調しています。ルーフのデザインをコンパクトに抑えながら、広々とした室内を実現。フェラーリならではのスポーティさと力強さにあふれた4ドアスポーツが誕生しました。

第2位 ランボルギーニ ウルス

SUV人気の中、高級ブランドメーカーの先駆けとして2018年に誕生したウルスは、ランボルギーニの中で「SSUV(スーパースポーツユーティリティビークル)」と呼ばれています。

5つのグレードが用意され、エクステリアは力強いラインが強調されたラグジュアリーなデザインが魅力的。

9月29日に高性能モデルの「ウルスS」の発表がされたばかりで、話題となっています。インテリアは、豊富な素材やカラーの中からカスタマイズが可能です。サーキットからオフロードまでオールラウンドな走行を可能にした、SUVとは思えない運動性能を発揮することはいうまでもありません。

最新「ウルス」中古車情報
本日の在庫数 96台
平均価格 4,153万円
支払総額 2,778~6,955万円

第1位 マセラティ グレカーレ

2022年3月に発売されたグレカーレは、マセラティにとってレヴァンテに次ぐSUV第2弾です。風の名前にちなんで名づけられるマセラティの伝統を引き継ぎ、地中海の風となりました。レヴァンテよりも一回りコンパクトなボディは、「MC20」を踏襲するローボディのスタイルで、扱いやすさとスポーティな走行性能を十分に発揮してくれるでしょう。

エントリーモデルの「GT」、アウトドアスポーツの「モデナ」、トップグレードの「トロフェオ」がラインナップされました。「トロフェオ」に搭載されているパワートレインは、「MC20」で採用された自社製エンジンの改良版となっています。更に今後はマセラティ初となるバッテリー式電動自動車、BEV仕様の「フォルゴーレ」が追加予定となっており、目が離せません。

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執筆者プロフィール
KAKO MIRAI
KAKO MIRAI
AE92やSOARER Z30を乗り継ぎ、たどり着いたのはトルクフルなV8サウンド。ユーロライクなCAMARO Z28からDODGE CHARGER HEMIとアメ車にどっぷりハマってしまいました。Bライセンスの所持経験を持ち、普段の足にVitz...

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