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実際に発売した!ホンダ公式「N-BOX エレメントスタイル」がカッコ良すぎる
ホンダ エレメントとは
エレメントはホンダが2003年から2005年まで販売していたSUV。
デザインと開発は北米のホンダグループ北米部門が行い、「Honda R&D Americas」が行い、オハイオ州のイーストリバティー工場で生産されました。こういった背景から、既存のホンダ車とは全く異なる異色のSUVとして登場したのがエレメントです。
アメリカ生まれのホンダ車が日本で発売すると話題になったものの、観音開きのドアを始めとする独特の風貌が支持を得られず、2年余りで国内販売を終了しました(米国では2011年まで発売)。
- 最新「エレメント」中古車情報
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本日の在庫数 83台 平均価格 111万円 支払総額 40~203万円
そんなエレメントがN-BOXに憑依!?
そんな伝説ともいえるエレメントのデザインコンセプトを、N-BOX+に落とし込んだコンセプトカーが2014年に発表されています。
今回はその「N-BOX+ エレメントコンセプト」について紹介していきます。
2014年にN-BOX エレメント コンセプトが出展
N-BOX+ エレメントコンセプトは、2014年開催の東京オートサロンと大阪オートメッセに出展されたコンセプトカーです。
その名の通り、N-BOX+にエレメントのようなデザインを与えたもので、バンパーやフェンダー、サイドシルなど、実際とほぼ同じ位置に無塗装の樹脂素材「クラウディング」を使用しています。
あくまでベースはN-BOXなので、エレメント最大の特徴である観音開きこそ再現できていませんが、刺さる層にはかなり刺さるコンセプトカーなのではないでしょうか。
ホイール部分はオリジナルで、エレメントのオマージュと言うよりはSUVらしさを表現したデザインになっていると言えます。
インテリアもアクティブな仕様に
N-BOX+ エレメントコンセプトの内装はオレンジと黒のツートンカラーで構成されており、デザインはベースとほとんど同じです。
ベースモデルと比べてかなり鮮やかでコントラストの強い印象になっていて、運転する時の気分を高めてくれそうです。
これは偶然なのですが、N-BOX+のメーターパネルが、エレメントの独立3眼メーターを現代風に解釈しているように見えるのも面白いところ。うまい具合に新型感が出ています。
冒頭でも少し触れましたが、コンセプトカーとはいえどもエレメントの観音開きを軽自動車に採用するのは無理があったようです。そのため、立派なBピラーがしっかりとそびえ立っています。また、エレメントは5人乗りですがN-BOX+は軽自動車なので4人乗りです。
実際に発売されていた!
実は2016年4月に、このコンセプトカーには市販モデルに相当するものが実際に販売されていました。
それが初代N-BOXシリーズ向け純正アクセサリーとして設定された「エレメントスタイルパッケージ」。価格はエクステリアきっとが194,400円、フィルムキットが75,600円です。
なお、現在は販売を終了しています。街で出会ったら実際のエレメントよりも希少かもしれません。
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本日の在庫数 10050台 平均価格 120万円 支払総額 16~418万円
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...