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ホンダ新型インスパイア復活!日本発売は?価格やスペックなど最新情報
目次
【最新情報】ホンダ新型インスパイア 6年ぶりに復活
東風ホンダは、中国で開催された「北京モーターショー2018」において「インスパイア・コンセプト」を初公開しました。東風ホンダは、日本の「ホンダ」と中国の「東風汽車」の中国合弁による会社です。
「インスパイア」は日本市場で販売されていた4ドアセダンですが、2012年9月に販売を終了しています。今回コンセプトモデルではありますが、約6年ぶりに中国で復活を遂げたことになります。
ホンダ新型インスパイアの価格やスペックを予想するとともに、日本発売の可能性について言及します。
北京モーターショーについてはこちら
ホンダ インスパイアとは?
ホンダ インスパイア(初代)
ホンダ インスパイアは、ホンダ(本田技研工業)が、1989~2012年に日本にて製造・販売していた4ドアセダン / ハードトップです。
初代登場時はバブル期。当時はセダン / ハードトップ車は「デートカー」としてもてはやされていた時代で、なかでも窓枠がない「4ドアピラードハードトップ」のインスパイアは人気がありました。
日本では2012年で販売終了となったインスパイアですが、北米やアジアでは4代目以降のモデル名が「アコード」に変更され、現在も新型車の製造・販売が続いています。
インスパイア 国内モデルチェンジ歴 | |
---|---|
初代 | 1989〜1995年 |
2代目 | 1995〜1998年 |
3代目 | 1998〜2003年 |
4代目 | 2003〜2007年 |
5代目 | 2007〜2012年 |
【ホンダ新型インスパイア】エクステリア(外装)の特徴は?
新型インスパイアコンセプト
インスパイア コンセプトは、新型アコードがベースとなっています。中国市場において、新型アコードは広汽ホンダ(ホンダと広汽集団の中国合弁会社)から販売されています。そのため、インスパイア コンセプトは「東風ホンダ向けに開発された新型アコード」という位置付けと言えるでしょう。
インスパイア コンセプトは、新型アコードのヘッドライト・バンパーやテールランプのエクステリアを変更。新型アコードとの違いをアピールしたデザインとなっており、ボディ全体のラインは新型アコードそのものです。
ヘッドライトにはマルチLEDを採用。LEDのデイライトも装備されています。新型アコードとは異なりフロントグリルとバンパーが独立したデザインは精悍な印象です。ヘッドライトと合わせてスポーティーな雰囲気を感じさせるデザインとなっています。
コンセプトモデルのベースが新型アコードであることから、新型インスパイアはインスパイア コンセプトとほぼ同じエクステリアデザインで登場するでしょう。
ホンダ新型アコード
【ホンダ新型インスパイア】インテリア(内装)
ホンダ アコードのインテリア
ホンダ新型インスパイア のインテリアについては正式発表がありませんが、新型アコードをベースとしてインテリアとなる可能性が高いです。
エクステリア同様に精悍でスポーティーなデザインを取り込んで、新型アコードではなく「インスパイア 」であることを主張したインテリアに仕上がっていることでしょう。
【ホンダ新型インスパイア】エンジン スペックは?
ホンダ アコードのエンジン
ホンダ新型インスパイアのエンジンスペックは公表されていませんが、新型アコードがベースですので同型エンジンが採用されるとみられます。
兄弟車となる新型インスパイアと新型アコードの違いのエンジンスペックを表現するとしても、ギア比やATの変速プログラムなどによってトルク重視という比較的小規模な変更にするのが妥当でしょう。
【ホンダ新型インスパイア】新車車両価格
ホンダ新型インスパイアの新車車両価格はまだ発表されていませんが、広汽ホンダの「新型アコード」に近い価格帯になると思われます。
新型アコード(ベース車)の新車車両価格は以下の通りです。
・230ターボ:16万9800元(約290万円)
・260ターボ:19万9800元(約340万円)
新型インスパイアと新型アコードは、兄弟車としてのデザインや車名の違いによって棲み分けを考えているとすれば、大きな価格差をつける必要はありません。
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本日の在庫数 25台 平均価格 82万円 支払総額 40~168万円
【ホンダ新型インスパイア】日本発売はあるのか?
ホンダ新型インスパイアは、中国市場において2018年後半に発売を予定しています。しかしMOBYでは新型インスパイアが日本で復活する可能性はないと予想します。
その理由としては、東風汽車が日本で発売されたケースがないこと、中国では現在セダンが大人気ですが日本では不人気の傾向にあることなどが挙げられます。
日本で「インスパイア」の復活を期待しているファンの方は、並行輸入することになるでしょう。
MOBYでは新型インスパイアについて引き続き情報収集を行っていきます。
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- 執筆者プロフィール
- 宮代ツトム