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ホンダ、創業者の思想詰まった本社ビルの建て替えを発表!25年春より解体、30年に完成予定
竣工40周年でホンダ青山ビルが建て替えに
2023年9月27日にホンダは、東京都港区南青山のホンダ青山ビルについて、2030年度の完成を目標に新たなビルへ建て替えることを発表しました。
2025年春より解体を開始し、本社ビルへ勤務していた従業員は建て替え期間中、港区虎ノ門のT-2Project1と埼玉県和光市のホンダ和光ビルにて業務を行う予定です。
現在のホンダ青山ビルは1985年8月に竣工。2025年に40周年を迎えます。
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思想を体現したホンダ青山ビル、新ビルはZEBなど実現目指す
ホンダ青山ビルといえば、創業者の本田宗一郎氏によるエピソードが広く知られており、そのエピソードによると当初は全面ガラス張りのスタイリッシュなデザインのビルが提案されたのですが、本田宗一郎氏はそれを「地震発生時にガラスが落下すれば、通行人に怪我をさせる」として却下。
地震等でガラスが割れても道路へ落下するのを防ぐためバルコニーが設けられたことが、マンションのような外観の本社ビルになったという逸話があるほか、交差点の見通しを悪くしない形状であること、本社1Fショールームは誰でも自由に出入りできる等、本田宗一郎氏の人や安全に対する思想が反映されているとされています。
ホンダは新本社ビルの設計について、Hondaフィロソフィーや、MM思想に加え、環境・安全・対話・発信・持続・調和の6つの思想を取り入れると説明。ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)や、地域活性化に寄与する“青山一丁目交差点のオアシス”の実現を目指すなどの目標を発表しました。
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- MOBY編集部
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