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日本撤退の新型CR-Vが北米発表、こんなカッコいいなら日本でも売ってくれ!
新型CR-Vが北米で発表
ホンダの北米部門は2022年7月12日、6代目となる新型CR-Vを公開しました。
日本では2022年8月まで5代目が発売された後、国内市場から撤退することが明らかになっています。残念ながら6代目の日本発売予定はありませんが、その代わりに新型SUV「ZR-V(北米ではHR-V)」が発売する予定です。
よりワイドで高級感のある外観に
新型CR-Vの外観は先代と比べ、曲線的な要素を削ぎ落とし、水平基調かつワイドなプロポーションとなりました。
フロントではメッキ部分を減らすことで洗練した印象とし、シャープなLEDヘッドライトや長めのボンネットフード、大口のメッシュグリルなど先進的なデザイン要素を散りばめています。
さらにAピラーの角度や位置を変することで、室内からの視認性を大幅に向上させるなど使い勝手の面も強化。
ホンダ曰く、これらのデザインはホンダの海外専売車「リッジライン」や「パスポート」からインスピレーションを受けているといいます。
ハイブリッド車の「スポーツ」「スポーツツーリング」ではエキゾーストフィニッシャーやロアバンパー、リアスポイラー下部など、ガソリン車にはない専用デザインが採用されます。
水平基調の洗練された内装
内装には上質な素材を仕様し、スポーティかつ高級感のあるデザインとしています。
インストゥルメントパネル上部は、ドライバーの集中力を削いでしまうフロントガラスの反射などの要素を減らすため、最小限のカットラインで設計されています。ダッシュボードには高級感のある金属製のハニカムメッシュが横断し、デザインを損なう通気孔を隠す役割も果たしています。
AppleCarPlayおよびAndroidAutoと互換性を持つ7インチタッチスクリーンや、タコメーターや7インチのスピードメーターなどを備える7インチメーターディスプレイなど、デジタル面も充実。上位グレードではタッチスクリーンが9インチに拡大します。
長時間ドライブの疲労を軽減する新しいフロントボシートや、セダンを意識した角度設定のステアリングホイールによって快適でスポーティなドライビングポジションを実現。後部座席においても足元スペースを1.5cm広くし、8つのリクライニング角度を備えるなど快適性を高めました。
ラゲッジスペースも歴代最大とし、後部座席を折りたたむことでさらに拡大することが可能です。
内装においてもハイブリッド車は専用装備が用意され、布張りやダッシュボードトリムなどが追加されます。
ガソリンとハイブリッドを用意
4種類のグレードが用意され、1.5L直4ターボガソリンの「ベース」「EX-L」に加え、2.0L直4ハイブリッドの「スポーツ」「スポーツツーリング」が選択できます。
ガソリン車には5代目にはなかったターボが追加されているほか、ハイブリッドシステムも改良されました。どちらも最高出力と最大トルクともに先代(北米仕様)よりも向上しています。
日本発売の望みは薄い
すでにCR-Vは日本市場での販売を終了しており、今回発表された新型が国内に導入される可能性は極めて低いと言えます。
ただ、2016年にも国内販売を終了し、2018年に復活を遂げた先代のように今後販売を再開することは考えられないわけではありません。かなり今ドキのデザインといえる新型CR-V、是非とも発売してほしいところです。
なお、北米における発売時期はガソリンモデルが今夏、ハイブリッドモデルが年内と伝えられています。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...