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乗り手で3割増しに?ちょいワルオヤジに乗ってほしいヘビーな国産クロカンたち【推し車】

SUVと言っても、現在流行っている車種の多くはクロスオーバーSUV、すなわち乗用車ベースでボディをエイヤっと持ち上げ、高い座面による視界の広さと、最低地上高を確保してオフローダー風にした車です。

昔ながらのジープのような、タフで4WDなオフローダーはクロカン(クロスカントリー車)やヘビーデューティーSUVと呼ばれており、日本で代表的なのはランドクルーザー一族やジムニー一族(あと日本ではもう販売してませんが、日産のサファリ/パトロール)。

今回のちょいワルオヤジに乗ってほしい車は「クロカン」の方で、あえて代表選手を外し、3台選んでみました。

スズキ X-90(1995年)

本格クロカンオープンスポーツをちょいワルオヤジの好みに仕上げよう

スズキ X-90

発売当時は、一言でいえば「キモい」という評価でサッパリ売れなかった車ですが、初代エスクードをベースとしているため、ラダーフレームやパートタイム4WDなど構造や装備を受け継いだ、実は硬派なクロカン。

問題はTバールーフの2シータースポーツとして、独立トランク式のため実用性も欠いた事で、売れなかったのは当たり前です。

しかしデートに使う分には2シーターで都合がよく、当時のスズキ小型車らしくノッペリしていて芸のないデザインゆえ、アレコレとイジる前提のカスタムベースには最適。

硬派に仕上げれば、実はワイルドでタフギアなところなど、ちょいワルオヤジらしいベストチョイスかもしれません。

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平均価格 135万円
支払総額 66~279万円

トヨタ メガクルーザー(1996年)

問答無用でアメリカンフルサイズ車にも対抗できる迫力と無敵感

トヨタ メガクルーザー(JAF仕様)

陸上自衛隊向けの高機動車はカッコイイのに、なぜかトヨタマークをつけた民生用はパッとしない雰囲気になるのが不思議ですが、そこはX-90同様、カスタムベースと思えば問題ありません。

元が防衛装備(軍用車両)だけにメカニズムは特殊、運転席と助手席の間は駆動系で完全に仕切られているため、デートの時に車内でアレコレするのには向いていませんが、後席は珍しい1列4人乗りのため、意外と家族想いなちょいワルオヤジ向けです。

問題は全長5m以上、全幅2.1m以上とトラック並のボディサイズですが、キャンピングカーと思えばそう珍しくもないですし、アメ車にも負けない迫力は、ちょいワルオヤジの背中も大きく見せるかも?

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いすゞ ビークロス(1997年)

クロカン界の超異端児、だからこそチョイワルオヤジにふさわしい

いすゞ ビークロス
©yo camon/stock.adobe.com

デザイン最優先でもチャラくはなく、発売から25年経つ今も未来風クロカンのコンセプトカーにしか見えませんが、レッキとした市販車、しかもいすゞ国内販売末期の力作です。

ビッグホーンのショートボディをベースに、当時最新の電子制御4WDなどデザインとは裏腹に、本格的な長距離ラリーにも耐えうる構造とメカニズムを持ちます。

派手な装飾で着飾った現在のクロスオーバーSUVより中身はタフ、並のクロカンでは太刀打ちできないデザインセンスは、この車そのものが「自動車界のちょいワルオヤジ」という、1台かもしれません。

リフトアップなど派手なカスタムをしても、そのまま乗っても目立つ車にふさわしいオヤジになりましょう!

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※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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