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「堅実な車づくりに定評がある」ダイハツ…実はいつもブームの火付け役だった【推し車】

そのメーカーにとって、あるいは自動車界全体の流れを変える革新的なコンセプトを引っ提げ、「ゲームチェンジャー」となった車たち。

時には意図的に、ある時は特にそんな事を考えていなかったのに、その場しのぎが成功して、その後も何となく流行ってしまった!というケースなどさまざまです。

割と地道で堅実なクルマづくりに定評があり、トヨタ傘下らしく手堅く保守的なイメージもあるダイハツにもゲームチェンジャー的なクルマがあり、今回は代表的な3台を紹介しましょう。

ミラTR-XX(2代目L70系・1985年)

64馬力自主規制へつながる第2次軽パワーウォーズの先駆け

ダイハツ ミラTR-XX EFI(2代目L70系ミラTR-XXをEFIターボ化した58馬力版、その後64馬力版まで発展)

軽自動車はその歴史において、2度にわたって各メーカーが高性能ぶりを競うパワーウォーズを起こしていますが、1970年代オイルショック以前の第1次でフェローMAX SSにより、360ccエンジン最強の40馬力を誇ったダイハツが第2次パワーウォーズを起こしました。

1980年代に入り、550cc化したとはいえ環境対策でパワーダウンした軽自動車に活を入れるべくターボ化が進む中、ダイハツが1985年に発売した2代目ミラの「TR」と乗用登録版クオーレの「CR」へ、当時最強のグロス52馬力を誇る新形インタークーラーターボを搭載。

さらにミラTRに過激なフルエアロを組むミラTR-XXで、当時40馬力ソコソコだったライバルを一気に突き放します。

それに呼応したスズキはDOHC4バルブインタークーラーターボの初代アルトワークスを発売、そこで64馬力自主規制となりますが、最初に火をつけたのはダイハツだったのです。

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ムーヴカスタム(初代・1997年)

ベーシックな標準車と売れ筋カスタムの2本立てはここから

ダイハツ ムーヴカスタム(初代)

軽トールワゴンで初の大ヒット作、初代ワゴンR(1993年)は軽自動車に革命をもたらした不朽の名作でしたが、ライバルのダイハツも初代ムーヴ(1995年)で追撃、ワゴンRほどパッケージングに目新しさがないため人気はソコソコでしたが、1997年に新たな革命が。

それまでのムーヴと異なり、大型ヘッドライトとメッキパーツを多用した全く異なるフロントマスクの「ムーヴカスタム」が登場、派手な大型メッキグリルで人気だった輸入ミニバン、シボレー アストロの軽自動車版的なスタイルで、人気となったのです。

既に定番車だったワゴンRの牙城を崩すには至らなかったものの、軽自動車以外も含む各メーカーがデザインの潜在力に注目して類似モデルを連発、現在も軽やコンパクトカーのトールワゴン/スーパーハイトワゴンに「カスタム」が不可欠となっています。

タント(初代・2003年)

高さを追求する軽スーパーハイトワゴンの始まり

ダイハツ タント(初代・2003年)

寸法に制約のある軽自動車でも、高さだけは小型車と同じ全高2mまでOKだから、背の高さを活かせば居住性や快適性の高い軽自動車ができるという発想は、1970年代のホンダ ライフステップワゴン以来の古いコンセプト。

そこに座面を上げて高く広いアイポイントを与え、「高くなった室内高を有効活用」して大ヒットしたのが初代ワゴンRでしたが、ならば子供が立って着替えられるほどハイルーフにすれば、もっと可能性が広がるのでは?と挑戦したのが初代タントです。

最初はスライドドアもなく、「背が高すぎて不安定そうなクルマ」扱いでしたが、新時代のファミリーカーとして子育て世代を中心に人気が少しずつ上昇、やがて後席スライドドアが当たり前になっていきます。

現在のN-BOX(軽)やルーミー(小型車)など日本で一番売れる国民車、スーパーハイトワゴンの元祖である初代タントは、ダイハツ最大のゲームチェンジャーでした。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...
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