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シボレー・シェベルからマリブまで総まとめ|歴代車種の中古車価格と性能をご紹介!
目次
シボレー・シェベルとはどんな車?
シボレー・シェベル マリブSS。当時のマリブはシェベルの上位グレード名でした。
シボレー・シェベル(Chevrolet Chevelle)とは、アメリカのGM(ゼネラル・モーターズ)のブランドの一つ、シボレーが1964年から1977の間に製造販売したミドルサイズの乗用車です。
シェベルはミドルサイズと言ってもアメリカでのお話で、日本車では余裕の3ナンバーのサイズです。
シェベルはマリブと並んでシボレーで最も売れた乗用車の一つで、言わばアメリカでの大衆車です。
ボディ形状は、モデルイヤーによってラインアップの差異はありますが、4ドアセダンを中心に2ドアセダン、2ドアと4ドアのハードトップ、2ドアコンバーチブル、2ドアワゴン、4ドアステーションワゴンなど多彩なラインアップとなっています。
また、独創的なシボレーの2ドアクーペのピックアップ、エルカミーノのベース車ともなっています。
シボレーとはどんな自動車メーカーなのか、どのような車があるのかのくわしいまとめは次の記事をご覧ください。
【自動車の歴史】シボレーの歴史、ルーツと車種の特徴を知ろう!
シボレーシェベルの性能について
エンジンは直列6気筒をメインのラインアップとし、排気量はモデルイヤーにより3.2Lから4.1Lのアメリカ車にしては控え目な大きさとなっていますが、上位モデルにはシボレーの名エンジンとも言われる“スモールブロック”V型8気筒5.4Lから6.6L・“ビックブロック”6.5Lから7.4Lなどが搭載されています。
シボレー・シェベルのエンジンは、当時のアメ車の象徴ともいえるOHVエンジンとなっています。
シボレーシェベルの日本への輸入状況
シボレー・シェベルは日本へは正規輸入されておらず、国内で走っている車や中古車市場で流通している車は全て並行輸入車となります。
アメ車専門店では、アメリカの中古車ディーラーから輸入してくれるところもあります。
歴代のシボレー・シェベル全モデル
初代 シボレー・シェベル(1964年〜1967年)
シェベルはファミリーカーとしての需要を狙った車であったことから、外観は控え目なデザインとなっています。また、エンジンも直列6気筒3.2L・3.8L・4.1Lといったアメリカ車にしては控え目な排気量がベースとなっています。
ただ、ホットなエンジンが搭載されたスポーツグレードには、シボレーのお家芸の“スモールブロック”V型8気筒4.6L・5.4L、“ビックブロック”V型8気筒 6.5L(最高出力350hp)といった強力なラインアップがありました。
2代目 シボレー・シェベル(1967年〜1972年)
※画像は1967年型 4ドア・セダン
1970年のアメリカの厳しい排ガス規制「マスキー法」によって、この年から数年のモデルはエンジンがパワーダウンしています。
搭載されたエンジンは、先代からの流れを受け継ぐもので、直列6気筒3.8L・4.1Lをベースに、スポーツグレード「SS」には、“スモールブロック”V型8気筒5.4Lから6.6L、“ビックブロック”V型8気筒6.5Lから7.4Lとなっています。
3代目シボレー・シェベル(1973年〜1977年)
3代目はV型8気筒5.0L・5.7L“スモールブロック”を中心に、ベースグレード車には直列6気筒4.1L、ハイパフォーマンスモデルには“ビックブロック”7.4Lという先代に比較するとエンジンのラインアップはシンプルな構成となっています。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...