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【シボレーカマロの歴代モデル】50年以上の歴史を持つアメリカンスポーツカー

4代目シボレー カマロ(1993年〜2002年)

4代目シボレー カマロ(フロント)

4代目シボレー カマロ
Rich Niewiroski Jr. CC 表示 2.5 / CC BY 2.5
出典 : https://ja.wikipedia.org/

4代目シボレー カマロ(リア)

Spanish Coches CC BY 2.0
出典 : https://www.flickr.com/

1993年1月、シボレー カマロは4代目にモデルチェンジしました。デザインを担当したのは、後にフェラーリのカーデザインに携わることになる奥山清行です。

4代目カマロのエクステリアは、3代目の正統進化版といった面持ち。奥行きのある4灯ライトを先代から引き継ぎつつ、当時の流行を意識した流麗なボディラインが採用されています。

4代目カマロのエンジンラインナップは、V6 3.4L(1995年に3.8Lにアップ)とV8 5.8Lの2種類。V8エンジンを備えるZ28の最高出力は、227.3kW[309PS]をマークしました。

4代目カマロの販売時期は、未曾有の円高(最高1ドル79円)と重なっています。このため、日本でのカマロの販売価格は、1995年〜1997年にかけて大きく下落。ベーシックモデル「スポーツクーペ」の販売価格は、一時的に275万円(発売当時は331万円)まで下がりました。

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5代目シボレー カマロ(2009年〜2015年)

5代目シボレー カマロ(フロント)

paul bica CC BY 2.0
出典 : https://www.flickr.com/

5代目シボレー カマロ(リア)

Tokumeigakarinoaoshima CC0 / CC0 1.0
出典 : https://ja.wikipedia.org/

5代目シボレー カマロ コンバーチブル

The Car Spy Follow CC BY 2.0
出典 : https://www.flickr.com/

5代目シボレー カマロは、2009年3月に登場しました。4代目カマロの生産が2002年8月に打ち切られて以来、約7年ぶりのモデル復活です。

5代目カマロには、初代カマロをイメージしたレトロでマッチョなデザインが採用されました。横長のグリルや丸目ライトを備える5代目カマロは、一見して往年のマッスルカーを彷彿させます。

レトロなデザインとはことなり、5代目カマロの走りは現代的。サスペンションが絶妙にセッティングされており、高速クルージングだけでなく、街乗りやワインディングも十分楽しめます。

5代目カマロの日本仕様車のエンジンは、V6 3.6LとV8 6.2Lの2種類です。V8エンジン搭載モデル「SS RS」の最高出力は、297.9kW[405PS]とハイパワー。V6エンジンの最高出力も240.5kW[327PS]と、4代目モデルのV8エンジンをしのぎます。

6代目シボレー カマロ(2017年〜)

6代目シボレー カマロ(マイナーチェンジ後 フロント)

シボレー 新型カマロ ローンチエディション

6代目シボレー カマロ(マイナーチェンジ後 リア)

シボレー カマロ SS 2019

6代目シボレーカマロ RS コンバーチブル(マイナーチェンジ後 )

シボレー カマロ RS 2019

現行型である6代目シボレー カマロは、2017年11月に発売されました。6代目カマロのデザインは、5代目のコンセプトをキープ。先代のレトロテイストを、スマートで洗練されたイメージに昇華させています。

一方、6代目カマロの中身は、5代目モデルとは完全に別物です。プラットフォームやシャシーが刷新されており、軽量化とフレーム剛性の強化を実現しています。

また、6代目カマロは、エンジンラインナップも先代から大きく変更しました。日本仕様車のエンジンには、V8 6.2Lエンジンと、直4 2Lターボが採用されています。直4ターボエンジンの搭載は、カマロとしては初の試み。本国アメリカにおいて、6代目カマロの売れ筋は直4 2Lターボ搭載モデルです。

2018年11月22日、6代目カマロはマイナーチェンジを行いました。エクステリアが大幅に変更されたほか、走行性能や操縦性がブラッシュアップされています。

ターボの解説記事はこちら

映画トランスフォーマーにも登場したアメリカ車の代表格

カマロ トランスフォーマー
DrivingtheNortheast CC BY 2.0
出典 : https://www.flickr.com/

2007年に公開された映画「トランスフォーマー」において、シボレー カマロは主役ロボット「バンブルビー」として登場しています。

バンブルビーは、車にトランスフォーム(変形)できるロボット。映画序盤では2代目カマロに、中盤以降は5代目カマロ(コンセプトモデル)に変形して活躍しました。

映画トランスフォーマーが公開された当時、シボレーのラインナップにカマロは存在しませんでした。人気映画への5代目カマロの出演は、シボレー カマロ復活を後押する出来事だったといえます。

エコカーに注目が集まる現在も、パワフルなアメリカ車は憧れの的です。そんなアメリカ車の代表各として、シボレー カマロはこれからも多くの人々を魅了することでしょう。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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