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【プロスタッフの電動ポリッシャー シャインポリッシュ】特徴や使い方、評判など紹介

プロスタッフの「シャインポリッシュ」とは?

車の輝きを持続させるためには、ワックスがけが欠かせません。しかし、手作業では均一にワックスをかけることは難しく、時間も手間もかかります。

そうしたワックスがけを素早く均一に行えるのが、プロスタッフの電動ポリッシャー 「シャインポリッシュ AC100V」です。製品名からもわかるように、一般家庭用のコンセントから電源をとって使用するタイプなので、電源さえ確保できれば、バッテリー残量などを気にせず使用できる点がメリットです。

今回は、車のワックスがけに重宝する電動ポリッシャーの利便性や使い勝手を検証してみました。

プロスタッフ シャインポリッシュ AC100Vの特徴

商品特徴

  • 二つの運動メカニズム構造により、安定した遠心揺動を実現した「ダブルアクシス構造」を採用。均一なワックスがけが可能に。
  • 本体を両手でしっかり持てる「グリップアーム」を採用。滑りにくく高い安定性を確保。
  • 600mAのギヤレスモーターによって、ハイパワーでありながら低振動、低騒音を実現。
  • 1分間あたり最大で3,800回転の高速モーターを採用。素早いワックスがけが可能。

商品概要

  • 本体重量:約1,917g(実測、本体・コード含む)
  • 定格電圧:A.C.100V
  • 定格入力:60W
  • 定格運動時間:30min
  • 最大回転数:3,800回転/分
  • パッド部直径:152mm
  • 電源コード長:10m
  • 付属品:ポリッシャー本体(コード)、ワックスがけ用バフ2枚、仕上げ用バフ1枚
  • 希望小売価格オープンプライス(Amazonで4,300円前後)
本体と2種類のバフが付属する

プロスタッフ シャインポリッシュはこんな人におすすめ!

均一なワックスがけをしたい人に

シャインポリッシュ AC100Vは、手軽に素早くワックスがけできるコンパクトポリッシャーです。両手での作業もしやすいため、ポリッシャーに慣れていなくても問題なく使用できます。

本格的なポリッシャーは本体がかなり重いこともありますが、シャインポリッシュ AC100Vなら、軽量なため、取り回しもよく普段使いには重宝すると思います。

一定の速度でパッドが回転します。そのため、均一にワックスがけができないと悩んでいるユーザーには最適な一台です。

振動や騒音が気になる人にもおすすめ

一般的に、高回転ポリッシャーは振動が激しかったり、騒音がうるさかったりするモデルも多く存在します。

シャインポリッシュ AC100Vは、600mAのギヤレスモーターを搭載し、毎分最大3,800回転を実現しています。ハイパワーを可能にしつつも、低振動、低騒音で作業できます。

にぎりやすく作業しやすい

本体は両手でしっかりと握れる。ただし片手操作では安定しない

コンパクト設計でありながら、両手でしっかりと本体を握り込めます。そのため、車のボンネットはもちろん、ルーフ部分やドア部分などの湾曲した面でもしっかりとグリップした状態でワックスがけが行なえます。

付属している2種類の専用バフが便利

シャインポリッシュ AC100Vには、ワックスがけ用(タオル地で粗め)のバフ2枚と、仕上げ用(起毛地で細かめ)のバフ1枚が付属しています。

タオル地のワックスがけ用バフ
起毛地の仕上げ用バフ

筆者自身、ポリッシャー(他社製品)を使用するときは、毎回、回転パッドにタオルを巻き付けて使用していました。専用のバフが付属しているので、仕上げ作業も含めて付属のバフがとても重宝しました。

電動ポリッシャーの性能はどう?実際に試してみた

低価格帯の電動ポリッシャーとしては高評価

車のポリッシャーは、安くても数万円はします。そういった点でいえば、5千円ほどで本格的な電動ポリッシャーが入手できるとなれば試さない手はありません。

一定の力加減であれば、ワックスを均一にかけることができます。また、洗剤を使えば、わずかな洗車傷やがんこな水アカなどもキレイに除去できました。

ただし、粘度の高いワックスなどは均一にのばしにくいこともあり、若干ムラがでました。

また、もう少し回転速度が速ければと思うこともありますが、安価で均一にワックスがけができる電動ポリッシャーとしては、十分な性能を有していると思います。

バフを装着すればすぐに使用開始できる

車のワックスがけだけでなく、洗車や傷消しなどにも使えて、ツヤ出しに特化した溶剤(ワックスや洗剤など)を使えば、手作業よりも簡単にツヤが出せる点は評価できます。新車時のような輝きとまではいきませんが、何もしていないときと比べても明らかに艶やかなボディに生まれ変わるはずです。

くすんだボディに安価な市販ワックスをかけたところ、手作業ではあまり実感できなかったツヤが出ました。一定に回転するパッドの効果といえます。

本体はプラスチックのため耐久性は低めか?

本体の素材はグリップ部分などを中心にプラスチック素材が使われています。あまり雑に扱うと割れてしまうのではないかと感じました。

すぐに壊れてしまうかもという不安はないものの、耐久性は高いとは言えないので扱いには注意が必要だと思います。

本体はプラスチック素材を採用し、軽量・コンパクトを実現

コードを挿すだけ!使い方は4ステップ

使い方は準備を含め4ステップで作業完了です。

1.コードをコンセントに挿し込み、本体にワックスがけ用バフを装着し、バフにワックスを付けます。

専用バフは、ゴムで被せるように装着する

2.ボディに軽い力で塗り込みます。本体を両手でしっかり持つと安定します。

グリップを握ったまま電源のオン・オフができる

3.ワックスが乾いたらタオルで余った余分なワックス成分を拭き取ります。

4.本体に仕上げ用バフを装着し、ボディ全体を磨き上げて完了です。

使用上の注意点は?

コードが絡むときがある

コンセントからコードで電源を取ると、安定した出力でパッドを回転させることができる一方で、コードが絡むなど取り回しが悪くなります。

使用中にトランクからサイドに移動して作業するときは、一旦コードを外さないと取り回せないことが何回かありました。

ただし、コードの長さが長めのものを選べば、コンセントの場所によっては気にならないこともあります。

低騒音設計でも音は気になるかも

パッドを回転させた際の騒音レベルを測ってみると、約74デシベルとなりました。70デシベルは「高速走行中の自動車の車内」「騒々しい事務所の中」という音レベルです。

ワックスがけは屋外で作業することがほとんどだと思いますが、騒音に配慮した環境下で使用する際は、回転音が少し気になるかもしれません。

濡れる場所での使用には注意

シャインポリッシュ AC100Vは防水設計ではありません。そのため、水しぶきの舞う環境では水濡れに注意してください。洗車後に使用するときも、しっかりとボディの水を拭き取ってから使うようにしてください。

口コミの評価を実際に検証

通販サイトに書かれている口コミの評価の真偽は本当なのかどうか、実際に検証してみました。

付属のバフがすぐに外れる?

2~3回使っただけで、バフがすぐに外れるという口コミがありました。

バフをポリッシャー本体に取り付ける際、ゴムで抑えるように取り付けることで、外れにくくなっています。そのため、ゴムがゆるんでくると、外れやすくなるかもしれません。

今回は何日間かに分けて、10回ほど使用しましたが、ゴムがゆるむことはありませんでした。ただし、バフは1~2回の使用でも黒ずんできます。消耗品である以上、何回か使用したら取り替えることをおすすめします。

純正品として、交換用のバフセットが販売されています。

傷消しはできないの?

シャインポリッシュ AC100Vは、ワックスがけ適したポリッシャーですが、今回の使用では、わずかな洗車傷や水アカなどの汚れは除去できました。

「磨き」よりも「傷消し」で使いたいのであれば、プロスタッフ純正のシャインポリッシュワックスを別途用意することをおすすめします。

パッドの回転が足りない?

より本格的なワックスがけには、物足りないと感じることがあるかもしれません。より高度なワックスがけ、磨き上げをしたい場合は、別製品を選択しましょう。ただし、価格も数万円ほど高くなるでしょう。

手軽に均一なワックスがけをしたい場合、電動ポリッシャーをはじめて使うような場合にはシャインポリッシュ AC100Vが最適だと思います。手作業よりも圧倒的に楽で素早くワックスがけが可能です。

シャインポリッシュ AC100Vに関するよくある質問

パッドの回転方向を示す矢印がある

車のシガーソケットにも対応可能ですか?

シガーソケットにそのまま挿すことはできません。シガーソケットから家庭用コンセントが使用できるような変換アダプターが必要となります。

ただし変換アダプターを使った場合、電力不足で使用できない可能性もあります。事前に定格電圧や定格入力などを確認しておきましょう。

他にはどの部分に使用できますか?

ワックスがけに特化したポリッシャーなので、別売りの液体ワックスを使えば、傷消しや汚れ落としも可能ですが、基本的には車のボディ(自動車塗装面)以外には使用できません。

用途にあった使い方をしましょう。

どのくらいの期間もちますか?

故障しない限り制限なく使用できます。

撮影:室井大和

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執筆者プロフィール
室井大和
室井大和
1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...

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