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車にステッカーを貼る方法と剥がす方法!ステッカーの選び方や貼るときの注意点も
車にステッカーを貼る方法
車にステッカーを貼る方法はさまざまです。本章では、車にステッカーを貼る一般的な手順と注意点を解説します。
- 貼る場所を決める:基本的には好みの場所を選べばよいですが、法律で貼ってはいけない場所も決まっています。
- 洗車を行う:汚れや埃がステッカーの接着を妨げることもあります。水と中性洗剤を使ってしっかりと汚れを落とし、洗車後には必ず乾いているか確認します。
- ステッカーの位置を決める:必要に応じてマスキングテープを使って位置をマークしておくのがおすすめです。
- ステッカーを慎重に貼り付ける:指で軽く押しながら貼り付けます。必要に応じて道具を使うと仕上がりが綺麗です。
- ステッカーが貼れたら、保護フィルムをゆっくり剥がす:しっかり貼れたか必ず確認しましょう。
- 余分な汚れや水滴をふき取って完成
車に貼ったステッカーをきれいに剥がす方法
車を譲渡する場合や貼り付けに失敗してしまった場合など、一度貼り付けたステッカーは綺麗に剝がしたいものです。
しかし、紙やプラスチックとも異なる塗装が施された車体の表面。どのような方法なら綺麗に剝がせるのか知りたい方も多いのではないでしょうか。
本章では、車に貼ったステッカーをきれいに剥がす方法として以下の4つを解説します。
- ドライヤーを使用する
- 熱湯をかける
- 専門道具を使用する
- プロに依頼する
1.ドライヤーを使用する
ドライヤーの熱をステッカーにあてて接着剤を軟化させ、ステッカーを剥がしやすくする方法です。
メリットは、ドライヤーが家にあれば誰でも簡単に試せることです。一方で、ドライヤーの熱は車の塗装にダメージを与えてしまう可能性があります。
また、古いステッカーや強力な接着剤の場合、効果が限定的なこともあります。
ドライヤーを使用してステッカーを剥がす際は、低温で慎重に行いましょう。
2.熱湯をかける
熱湯を車に貼ってあるステッカーにかけて接着剤を軟化させる方法です。
熱湯をかけるだけであっという間にきれいに剥がれるので、ドライヤー同様誰でも試せて簡単です。
しかし、熱湯によって塗装が変色したり傷がついたりなど悪影響を与える場合もあるため、塗装状態をよく確認する必要があります。
また、寒い時期にガラスに貼ってあるステッカーを剝がす際は、熱湯と冷えたガラスの温度差でガラスが割れてしまう可能性もあるので注意してください。
3.専門道具を使用する
シール剥がしやクリーナーを用いて、スクレーパーというヘラのような道具でステッカーを剥がす方法です。
スクレーパーはプラスチックブレードのものを選ぶとよいですが、ボディには向いていません。それでもカッターのような刃でボディに使用するよりはダメージを抑えられるので、自己責任で行ってみてください。
たとえば、手頃な価格で手に入る以下のような道具がおすすめです。
4.プロに依頼する
最も安全かつ確実な方法がプロに依頼する方法です。板金修理のできる業者に状態を見てもらい、ステッカーを剥がしてもらいます。
専門業者は知識と経験、適切な道具を持っているので、塗装や外装を傷つけずにステッカーをきれいに剥がしてくれるでしょう。
自分で作業するのに不安がある方は、工賃はかかってしまいますがプロに依頼するのが確実です。
車に貼るステッカーの選び方
車に貼るステッカーは、愛車にオリジナル感を出せるアイテムのひとつです。しかし、ステッカーの大きさや位置によっては、バランスが悪くなってしまったり法に触れてしまったりするかもしれません。
そこで本章では、車に貼るステッカーの選び方として以下の3つのポイントを解説していきます。
- サイズで選ぶ
- タイプで選ぶ
- デザインやメッセージで選ぶ
1.サイズで選ぶ
車に貼るステッカーは、自身の車の大きさに合ったものを選ぶことが大切です。
大きすぎるステッカーは場所を取りすぎたり、他のドライバーの視界を妨げてしまったりすることがあります。
自身の愛車の車体サイズに合う、バランスのいい適切なサイズのステッカーを選ぶのがおすすめです。
2.タイプで選ぶ
ステッカーには以下の3種類です。
- プリントステッカー
- カッティングステッカー
- マグネットステッカー など
プリントステッカーは素材によっては耐久性が低い場合があります。カッティングステッカーは塩化ビニル素材のものも多く、耐候性や耐水性、耐薬品性などの機能を持ち、耐久性に優れています。
また、マグネットステッカーは高齢者マークや初心者マークのようなステッカーで、貼るだけで手間がかかりませんが金属部分にしか貼りつけられません。
3.デザインやメッセージで選ぶ
ステッカーは個性を表現する手段としても利用で、車に貼るステッカーには、以下のようなものがあります。
- 自身の趣味や興味を表現するもの
- 好きなメッセージ
- 好きなブランド
- ブランドロゴやブランドのデザイン
- ペットや子どもなど車に乗車している人を表すデザイン など
法律さえ守れば自分の好みやスタイルに合ったものを選べるでしょう。
車にステッカーを貼るときの注意点
ステッカー1枚で愛車の雰囲気が良くも悪くもガラッと変わるので、個性の表現にはぴったりです。
しかし、車にステッカーを貼る際にはいくつか注意点があります。本章では、車にステッカーを貼るときの注意点として以下の3つを解説します。
- 貼れる場所は限られる
- 汚れ落とし&下地処理は大事
- 天気や気温に気をつける
1.貼れる場所は限られる
ステッカーを貼る際は貼り付け場所に気をつけましょう。
ステッカーは、フロントガラスには貼り付けできません。理由は、フロントガラスに貼り付けられるものは法律で定められているためです。
他にも、以下のようなステッカーの貼り付けができない場所があります。
- 運転席、助手席のウィンドウガラス
- ナンバープレート
- ライト類 など
運転の視界を妨げたり、他者から見えなくなってしまったりする恐れがあるためです。貼り付けできない場所以外のフロントバンパーやバックドアなどを選び、節度を守って楽しむようにしましょう。
2.汚れ落とし&下地処理は大事
「車にステッカーを貼る方法」でも解説したように、ステッカーを貼るときはまず洗車をします。
洗車後は良く乾かし、塗装やガラスの状態もよく確認しておきましょう。ステッカーを長持ちさせるためにはしっかりと接着させることが大切です。
下地処理には油分や強力な汚れの除去できる「シリコンオフ」を使用し、下地を磨きあげます。状態がよくないようなら、コンパウンドを使って磨きあげるとツルツルになります。
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洗車でしっかり汚れを落とし、下地処理を行うことでステッカーが剥がれにくくなり、仕上がりも綺麗になります。
3.天気や気温に気をつける
車にステッカーを貼る際は、なるべく風が吹いておらず快晴の日を選ぶのをおすすめします。
屋外で作業をするのに風が強いと、塵や埃を一緒に貼り付けてしまう可能性があります。また、ステッカーを貼り付けた後は洗車は避けるのが望ましいです。
そのため、雨の日や雨の前日に作業するのも控えた方がよいでしょう。
気温が低すぎる場合も接着が弱くなってしまう可能性があるので、天気や気温に気をつけて作業をするのがおすすめです。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...