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車の鉄粉取りの人気おすすめ商品と選び方|ボディに付着したブレーキダストを除去!
洗車を行なった際に、きれいに洗ったはずのボディを触ったらザラザラしていることがあります。この原因はボディに付着した鉄粉であることが多いため、擦って無理に取り除こうとすると塗装を傷めてしまうことがあります。この鉄粉を除去するために便利なのが、専用の鉄粉取り用アイテムです。
鉄粉が付着する原因と、鉄粉取りの種類
鉄粉が付着するパーツの代表格とも言えるのはホイールでしょう。これはブレーキパッドの中に鉄分が含まれているためです。
ブレーキをかけた際にブレーキパッドが削れ、鉄粉を含んだブレーキダストになり、ブレーキに近い部分にあるホイールに多く付着します。
このブレーキダストはホイールだけではなくフェンダーなどボディパーツにも付着し、さらに周囲に飛び散ることで他の車のボディにも付着します。
鉄粉取りの選び方
鉄粉取り用のケミカルはホイール用のものが多く販売されていますが、中にはボディに使用できないホイール専用のものもあります。
ボディに付着した鉄粉を除去する場合は、「ボディにも使用できるタイプの鉄粉取り用のクリーナー」や、「粘土タイプのクリーナー」、「鉄粉除去機能のあるカーシャンプー」などが主に使われます。
ボディの鉄粉を最も強力に除去できるのは専用のクリーナーで、必要な部分にだけ使用することができます。強力な分、取り扱いに注意しないとシミの原因になることがあります。臭いなども強いので作業環境にも気を遣う必要があります。
カーシャンプータイプはクリーナーよりも手軽に使うことができますが、クリーナーよりも除去能力は低めです。マメに洗車を行なうという方はこのシャンプータイプを毎回使用して、鉄粉の付着が少ない段階で落とすと良いでしょう。また、車体全体に希釈した液をかけることになるので、車種によってはゴムパーツなどを傷めてしまう可能性もあります。
粘土タイプやスポンジタイプのアイテムは鉄粉を直接強力に除去することができますが、使っていると当然汚れてきます。汚れた部分には鉄粉が付着しているので、その部分で作業を続けるとボディに傷をつけてしまう可能性があります。
鉄粉取りおすすめ5選
【おすすめ1】車まるごと鉄粉クリーナー (カーオール)
車体の各部に使用することができる、スプレータイプのアイテム
化学反応の力を利用して鉄粉などの汚れを落とすタイプで、ボディからホイールまで使用することができる製品です。スプレーを吹きかけて2~3分放置し、液が紫色になったらスポンジでこすることで鉄粉をきれいに落とすことができます。ガラスにも使用可能で冬期の融雪剤対策にもおすすめですが、イエロー系塗装車とコーティング施工車には使用できないので注意が必要です。
【おすすめ2】鉄粉スポットスプレー(プロスタッフ)
化学反応を利用して、ボディに刺さった鉄粉を溶かして落とす
ペイント劣化の原因となるブレーキダストや鉄粉を化学変化で浮かせ、しっかり落とすことができるアイテムです。鉄粉だけに反応するので、ホイールからボディまで幅広く使用でき、コーティング前の下地処理としてもおすすめできます。また、融雪剤も落とすことができるため、冬季のボディ腐食対策としても機能します。
【おすすめ3】鉄粉除去粘土(CGACOL)
ペイントやクリアコートに影響を与えず、表面の汚れをクリーニング
ベタつかずなめらかな質感のアイテムで、車体表面の塗装を傷めることなく鉄粉などのボディに付着した汚れを除去できます。塗装面やメッキパーツ、ガラスなどに使用でき、表面をきれいにすることでワックスの効果を長く持続させることができます。保管用のケース入りなで再利用することができ、100gタイプが3ピース入っています。
【おすすめ4】鉄粉除去スポンジ(AZ DORADO)
濡れたボディを擦るだけで、頑固な鉄粉を楽に落とす
特殊な素材を使用することで、鉄粉や虫の死骸、ピッチ、タールなどの落ちにくい汚れをすっきり落とすことができるアイテムです。洗車用としてはもちろん、ワックスやポリマー加工などの下処理用としても使用できます。直径は約13cmで、手を通すストラップがあるので、しっかり力かけて作業することができます。
【おすすめ5】水アカ鉄粉シャンプー(カーメイト)
化学変化を目で確認し、確実に鉄粉を除去する
化学反応で鉄粉を除去できる、カーシャンプータイプのアイテムです。融雪剤の除去にも効果的なので、冬場の洗車用にも適しています。イエロー系の塗色やラッカー塗装車、一部の輸入車などには使用できないので、注意書きをよく読んでから使用してください。
虫取りスプレーの人気おすすめ商品と選び方
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...