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マニュアル車(MT車)の運転方法・出発手順を5ステップで思い出す動画集

自動車の運転免許を取るとき「男ならMT(マニュアル)車免許取らなきゃ恥ずかしい」と言われがち。そうした言葉に乗せられてMT免許を取ったけれど、教習所を出てから1度も運転してないという人がほとんどではないでしょうか。せっかく一度はマスターしたのに忘れてしまうのはもったいない!このあたりで一度マニュアル車操作のおさらいでもしておきましょう。

目次

1)MT車(マニュアル車)ってどういう車だっけ?
2)エンストしないスムーズな発進のコツ
3)免許取得の難所:坂道発進のコツ
4)迷ってませんか?ギアの選び方
5)右左折しながらのギアチェンジのコツ

1)MT車(マニュアル車)ってどういう車だっけ?

マニュアル車

AT(オートマチックトランスミッション)車と比べたMT(マニュアルトランスミッション)車の大きな違いは、クラッチ操作を運転手が自分で行うという点。操作がAT車に比べて複雑で、MT車免許を持っている人は、AT車も運転することができます。

MT車は両手両足をフルに使って運転する分、操作が複雑ですが、「車本来の走りを楽しみたい!」「自分の愛車を自由自在に運転したい!」という運転の醍醐味を重視する方や、「仕事の幅を広げたい!」「特殊な仕事に就きたい!」という方におすすめです。

【MT(マニュアル)車】の特徴

・アクセル+ブレーキ+クラッチがある
・ギアは1~5(または6)速とR(バック)がある
・ギアのニュートラルは各ギアの間
・クラッチを完全に切っている(踏み切っている)間は車は動かない
・クラッチを少しずつ離すことでギアとエンジンが繋がり、動き出す

出典:http://01.shittoku-navi.jp/

MT(マニュアル)車のメリットは、比較的製造コストが低くくて、動力の伝達が効率的という点にあります。プロのドライバーが最適なタイミングで変速を行うことで燃費や速度など車の一番良い状態をキープすることが可能です。

一方で、逆に言えば運転が不慣れだと変速のときにガクガクと大きなショックが発生したり、最悪の場合はクラッチ操作のミスでエンジンが停止してしまったりすることもあります。

マニュアル車で一番初めに習うこと、かつ一番初めに苦労するのが「発進」。何度も失敗してエンストを経験したのではないでしょうか。いまさら他人に聞けない基礎の基礎からしっかりと復習しましょう。

2)エンストしないスムーズな発進のコツ

車 駐車場

マニュアル車で一番初めに習うこと、かつ一番初めに苦労するのが「発進」。何度も失敗してエンストを経験したのではないでしょうか。いまさら他人に聞けない基礎の基礎からしっかりと復習しましょう。

【基本的なクラッチ操作方法】

1. 左足でクラッチ、右足でブレーキを踏み込んでいる状態から開始(クラッチが切れているのでエンジンの動力はタイヤに全く伝わらず、ブレーキを踏んでいるのでタイヤはロックされ、車体は全く動かない状態)

2. ギアを入れ、ハンドブレーキを解除

3. 右足をブレーキから離す

4. 右足でアクセルを踏み込みエンジンの回転数を上げる(路面等の状況に応じて踏み込みの強さを加減する)

5. アクセルの踏み込みはそのままで、ゆっくりとクラッチから左足を離していく。エンジン音が変わり車体がゆっくり動き出したら左足をぐっとこらえてクラッチはその位置をキープ!

6. 少し車体が動いたらゆっくりとクラッチから左足を完全に離す

7. 後は右足でアクセルを踏み込んだり離したり、ブレーキを踏んだりして速度調整
スピードが出過ぎている場合は右足でブレーキを踏み込んでいき、減速(この時、極端に強く踏み込んでしまい、クラッチを切って(踏み込んで)いない場合にいわゆるエンストとなる)

8. 左足でクラッチ、右足でブレーキを踏み込んで停車、3へ戻ってループ。

出典:http://paperstreet.iobb.net/

【道路の左側に駐車している状態から発進する手順】

1. クラッチペダルをいっぱいに踏んで、チェンジレバーをローにします。

2. 周囲の安全を確かめ、方向指示器を操作して右へ合図をします。(後方の安全は、ルームミラーとドアミラーで確かめます)

3. 右後方を振り返り、もう一度自分の目で安全確認をしながらハンドブレーキを解除します。

4. アクセルペダルを少し踏みながら、クラッチペダルを戻して、半クラッチにします。車が動き出してから、約3秒程半クラッチを続け、速度が上がってきたら(5km/h~10km/h)クラッチペダルから足を放します。

5. 合図を戻します。

出典:http://menkyo119.com/

発進の手順を忘れていたりすると、なかなかクルマが進まないからといって、アクセルをむやみに煽ったりしがちになります。沢山踏み込んだ状態での半クラッチは、クラッチ板を痛めてしまう原因になるので注意しましょう。ハイパワー車だと一発でクラッチ板壊れて、発進出来なくなる場合もあります。

坂道発進とは、坂道で停止状態のクルマを発進させるという教習所の課題です。うまくクラッチを繋いで発進しないと、坂道の傾きでズルズル後ろに下がってしまいます。公道でミスをすると、後ろのクルマにぶつかってしまうため、必ず思い出しておきましょう!

3)免許取得の難所:坂道発進のコツ

坂道で停止状態のクルマを発進させる際、うまくクラッチを繋いで発進しないと、坂道の傾きでズルズル後ろに下がってしまいます。公道でミスをすると、後ろのクルマにぶつかってしまうので、復習して必ず思い出しておきましょう!

【坂道発進のポイント】

まず「ローギア」左手で確認してからその左手を「ハンドブレーキ」に移しレバーを握ります。次にアクセルを平地の発進より多く踏んでおきます(ブーーンと音が聞こえるように)そして、クラッチペダルを「半クラッチ」の位置まで戻すと※アクセルをつられて戻さないように!同時に「ハンドブレーキ」を解除(下ろす)準備をする
 
「半クラッチ」の位置
・エンジンの回転音が変わる
・クラッチペダルに振動が起こる
・シートのお尻や背中に振動が伝わる
・車が微妙に動く

半クラッチの位置で止めておきハンドブレーキを解除(下ろす)最後は残りの半クラッチを少しづつ戻してきます。

出典:http://kurumanomenkyo.com/

マニュアル車の坂道発進のコツはエンジンの回転数を十分に上げてからクラッチをつないでいくことです。坂道発進を苦手だと感じる方は、アクセルの踏み込みが足りないか、アクセルはよく踏んでいるがクラッチをつなぐのをためらっているかのどちらかでしょう。

上り坂ではエンジンのパワーをより必要とするためアクセルを十分に踏んで回転数を上げましょう(3,000回転程)。エンジンの回転数が上がっていれば、エンストすることはありません。

クラッチをつないでいくと自動車が前に進もうとします。しかし、ハンドブレーキがかかっているため、進むことができません。この自動車が前に進もうとするのが分かる感じがとても大切です。この状態でハンドブレーキを解除していくことで、自動車が前に進もうとするのを抑えていた力を解除していくことで、自動車は坂を上り始めます。

4)迷ってませんか?ギアの選び方

マニュアル車 ギア

マニュアル車では、ギアを頻繁に入れ換えることで加速と減速をくり返しますが、ギアチェンジをスムーズにできれば乗り心地も良くなるうえに、ミッションやエンジンへの負担も軽くすることができます。さらに燃費の向上にもつながるので、ぜひギアの選び方をマスターしておきましょう。

【ギア選択のコツ】

・発進の際、平坦な道路・場所では1速を、原則として使う。(参考:一気に加速したいのならば別ですが、タイヤの1回転分も進んだら2速にシフトアップしても構わないのです)

2速は、エンストしない自信がある人。

上り坂での発進は1速が無難です。2速は、半クラッチが上手に出来る人。アクセルをやや吹かせながら、クラッチを滑らせ気味に繋ぐ。あまり急な坂では、車が可哀想ですから無理な運転は止めましょう。

出典:http://maru-san.net/

【坂道でのギアチェンジ】
上り坂・・・・・ パワー不足を感じたら、1段落としましょう。
下り坂・・・・・惰性でドンドン加速してしまう場合は、1段落としましょう。

出典:http://maru-san.net/

【狭い道やカーブが多い道でのギアチェンジ】
1段落としましょう。いつでも1番高いポジション(5速や4速)で走る必要は有りません。シフトダウンした分だけが余裕につながります。無理をしてトップギアで走っていて、ブレーキをかけたらパワー不足となって回避動作が遅れたり、その後スムーズに加速出来なかったりします。予測運転をしていれば、目先のブレーキだけに頼らずにアクセルだけもかなりスピードのコントロールができます。

出典:http://maru-san.net/

【抜け道や裏道でのギアチェンジ】
1段落としましょう。渋滞のときなど、裏道へ廻る場合があると思います。そして、そのような道は幅が狭かったり住宅街の生活道路だったりします。なるべくゆっくりと走って、歩行者や車の飛び出しに備えましょう。また、速度の割にはエンジンの回転が上がるので、音で気づいてもらえる事も多いと思います。

出典:http://maru-san.net/

速度に合わないギアで走っていると、車からカリカリと音が聞こえてくると思います。このときエンジンは車が止まらないように踏ん張っている状態です。そのまま走っているとエンストしますのでギアを下げる必要があります。

曲がる前には減速をしますよね。その際、マニュアル車はシフトダウンをするのですが、安全確認など同時にいろいろなことをしなければいけないため、難しさを覚える方も多いようです。

5)右左折しながらのギアチェンジのコツ

交差点

曲がる前には減速をしますよね。その際、マニュアル車はシフトダウンをするのですが、安全確認など同時にいろいろなことをしなければいけないため、難しさを覚える方も多いようです。

ポイントは、安全確認、右左折時は減速(ギアはセカンド以下)、歩行者保護です 。

出典:http://untenkowakunai.blog110.fc2.com/

【右左折の時の減速の方法】

1. ブレーキを踏む
車が止まると思うくらいまで踏み続けましょう。できたら思い切って強目に踏みこんでみましょう。

2. ブレーキを離すと同時にクラッチを踏み込む
スピードが落ちてきます。ここで巻き込み確認&安全確認(曲がると危険な場合クラッチは踏んだまま、離したブレーキをもう一度踏んで停止して、次の発進に備えてギアをローに入れておく)

3. 安全に曲がれそうだったら、ギアをセカンドに入れる

4. アクセルを少し踏み混み、踏力をキープしたまま、クラッチペダルを少し上げる

5. ハンクラで微速、または綺麗に繋げればその状態で曲がる※クラッチを完全に踏んで曲がらない事

出典:http://untenkowakunai.blog110.fc2.com/

曲がった後には踏力をキープしていたアクセルを少しずつ踏み込んで行き、それに合わせてクラッチペダルも少しずつ上げていくと、ショックも無くスムーズに加速できます。

MT車免許を取得する際つまづきがちなポイントを中心に、マニュアル操作のおさらいをしてみました。もちろん、路上は教習所とは似て非なるもの。慣れが上達の近道ですが、動画などを見て、脳内シミュレーションしておくと良いでしょう。

MT車(マニュアル車)の運転を楽しもう!

MT車(マニュアル車)免許を取得する際つまづきがちなポイントを中心に、マニュアル操作のおさらいをしてみました。もちろん、路上は教習所とは似て非なるもの。慣れが上達の近道ですが、動画などを見て、脳内シミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

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