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マニュアル車(MT車)の運転方法・出発手順を5ステップで思い出す動画集

自動車の運転免許を取る時は、「男ならMT(マニュアル)車免許取らなきゃ恥ずかしい」と言われがちです。そうした言葉に乗せられてMT免許を取ったけれど、教習所を出てから1度も運転してないという人がほとんどではないでしょうか。せっかく一度はマスターしたのに忘れてしまうのはもったいない!このあたりで一度マニュアル車操作のおさらいでもしておきましょう。

MT車(マニュアル車)とは?

AT(オートマチックトランスミッション)車と比べたMT(マニュアルトランスミッション)車の大きな違いは、クラッチ操作を運転手が自分で行うという点です。
操作がAT車に比べて複雑で、MT車免許を持っていればAT車も運転することができます。

MT車は両手両足をフルに使って運転する分、操作が複雑ですが、「車本来の走りを楽しみたい!」「自分の愛車を自由自在に運転したい!」という運転の醍醐味を重視する方や、「仕事の幅を広げたい!」「特殊な仕事に就きたい!」という方にはおすすめです。

MT車について詳しく紹介している動画はこちら

MT(マニュアル)車の特徴

MT車とAT車の大きな違いは、アクセルとブレーキに加えクラッチがあることでしょう。
このクラッチを完全に踏み切っている間は車は一切動かず、クラッチを少しずつ離すとギアとエンジンが繋がり、車が動き出します。
1~5または6速のギアにはR(バック)が付いており、ニュートラルは各ギアの間にあります。

MT(マニュアル)車のメリットは?

MT(マニュアル)車のメリットは、比較的製造コストが低くくて、動力の伝達が効率的という点にあります。
プロのドライバーが最適なタイミングで変速を行うことで燃費や速度など車の一番良い状態をキープすることが可能です。

一方で、運転が不慣れだと変速のときにガクガクと大きなショックが発生したり、最悪の場合はクラッチ操作のミスでエンジンが停止してしまったりすることもあります。

ATとMTどちらで免許を取るか迷っている方はこちら

エンストしないスムーズな発進のコツ

マニュアル車で一番初めに習うこと、かつ一番初めに苦労する
「発進」
何度も失敗してエンストを経験したのではないでしょうか。
いまさら他人に聞けない基礎の基礎からしっかりと復習しましょう。

基本的なクラッチ操作方法は?

1. 左足はクラッチ、右足はブレーキを踏み込む。

2. ギアを入れてハンドブレーキ解除し、右足はブレーキから離す。

3. 右足でアクセルを踏み、エンジンの回転数を上げる。

4. アクセルを踏みながら徐々にクラッチから左足を離す。
エンジン音が変わると車が動き出すので、そこで一旦左足をその位置で固定する。
その後少し進んだら、クラッチから左足を完全に離す。

5. 右足でアクセルやブレーキを踏みながらスピードの調整。
※減速の際に、クラッチを切っていない時に急にブレーキを踏むとエンストしてしまいます。

6. 停車は左足でクラッチ、右足でブレーキを踏む。

道路の左側に駐車している状態から発進する場合

1. クラッチを踏み込んで、チェンジレバーをローにする。

2. ハンドブレーキを解除する。

3. アクセルを踏みながらクラッチを戻し、半クラッチの状態にする。
車が動き出したら数秒の半クラッチ状態をキープし、速度が上がってきたらクラッチから足を離す。

クラッチ操作における注意点

発進の手順を忘れていたりすると、なかなか車が進まないからといって、アクセルをむやみに煽ったりしがちになります。
沢山踏み込んだ状態での半クラッチは、クラッチ板を痛めてしまう原因になるので注意しましょう。
ハイパワー車だと一発でクラッチ板が壊れて、発進出来なくなる場合もあります。

クラッチについてはこちら

免許取得の難所:坂道発進のコツ

坂道発進とは、坂道で停止状態の車を発進させるという教習所の課題です。
うまくクラッチを繋いで発進しないと、坂道の傾きでズルズル後ろに下がってしまいます。
公道でミスをすると、後ろのクルマにぶつかってしまうため、必ず思い出しておきましょう!

坂道発進に失敗して後続車にぶつかってしまう動画

坂道発進のポイント

1. ローギアにする。

2. アクセルを多めに踏む。

3. クラッチを半クラッチの位置にする。

4. ハンドブレーキを下ろす。

6. 半クラッチを少しずつ戻す。

マニュアル車の坂道発進のコツはエンジンの回転数を十分に上げてからクラッチをつないでいくことです。
坂道発進を苦手だと感じる方は、アクセルの踏み込みが足りないか、アクセルはよく踏んでいるがクラッチをつなぐのをためらっているかのどちらかでしょう。

上り坂ではエンジンのパワーをより必要とするためアクセルを十分に踏んで回転数を上げましょう(3,000回転程)
エンジンの回転数が上がっていれば、エンストすることはありません。

クラッチをつないでいくと自動車が前に進もうとします。
しかし、ハンドブレーキがかかっているため、進むことができません。
この自動車が前に進もうとするのが分かる感じがとても大切です。
この状態でハンドブレーキを解除していくことで、自動車が前に進もうとするのを抑えていた力を解除していくことで、自動車は坂を上り始めます。

坂道発見のコツが分かる動画

ギアの選び方迷ってませんか?

マニュアル車では、ギアを頻繁に入れ換えることで加速と減速をくり返しますが、ギアチェンジをスムーズにできれば乗り心地も良くなるうえに、ミッションやエンジンへの負担も軽くすることができます。さらに燃費の向上にもつながるので、ぜひギアの選び方をマスターしておきましょう。

ギアチェンジのコツは?

ギア選択のコツ

・平坦な道路や場所では原則1速を使う。
※一気に加速したい場合は1速である必要はありませんが、1回転分進んだら2速にシフトアップするという手もあります。

・2速はエンストしない自信がある場合のみ使用する。

・上り坂での発進は1速。
半クラッチが上手であれば2速も可。

坂道でのギアチェンジ

・上り坂:パワー不足を感じたら1段落とす。
・下り坂:惰性で加速してしまう場合は1段落とす。

狭い道やカーブが多い道でのギアチェンジ

狭い道やカーブが多い道では1段落とし、余裕をもたせましょう。
トップギアで走っていると、パワー不足による回避動作の遅れ、その後の加速がスムーズにできないといった悪影響も考えられます。

抜け道や裏道でのギアチェンジ

こちらも無理をせず1段落としましょう。
抜け道・裏道は狭い路地だったり、住宅街の中であることが多いため、交通事故の危険性が考えられます。
速度に対してエンジンの回転数が上がるため、エンジン音で歩行者への注意喚起もできます。

速度に合わないギアで走っていると、車からカリカリと音が聞こえてくると思います。このときエンジンは車が止まらないように踏ん張っている状態です。そのまま走っているとエンストしますのでギアを下げる必要があります。

変速タイミングに関する動画

坂道発進についてはこちら

右左折しながらのギアチェンジのコツ

曲がる前には減速をしますよね。
その際、マニュアル車はシフトダウンをするのですが、安全確認など同時にいろいろなことをしなければいけないため、難しさを覚える方も多いようです。

狭い交差点を曲がる時のコツを紹介する動画

右左折の時の減速の方法

1. ブレーキを強めに踏む。

2. 減速しながら安全を確認し、ブレーキを踏み込んで停止。
同時にクラッチを踏み込む。
※曲がると危険な場合は話したクラッチを踏んだままブレーキを踏んで停止、そして次の発進のためにギアをローに。

3. 安全確認できたら、ギアをセカンドに入れる。

4. アクセルを少し踏んで、クラッチを少し下げる。

5. 半クラッチの状態で原則して曲がる。

曲がった後には踏力をキープしていたアクセルを少しずつ踏み込んで行き、それに合わせてクラッチペダルも少しずつ上げていくと、ショックも無くスムーズに加速できます。

いろいろなシフトチェンジに関する動画

MT車(マニュアル車)の運転を楽しもう!

MT車(マニュアル車)免許を取得する際つまづきがちなポイントを中心に、マニュアル操作のおさらいをしてみました。もちろん、路上は教習所とは似て非なるもの。慣れが上達の近道ですが、動画などを見て、脳内シミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

その他の一般的な運転テクニックはこちら!

MT・AT車についての記事はこちら