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チャイルドシートの“後向き”取付け、なぜ守らなければならないの?前向き座りに潜む意外な危険性とは
目次
乳児期はなぜ後向きでチャイルドシートを取り付けなければならないの?
新生児期〜乳児期は、なぜ後ろ向きでチャイルドシートを取り付ける必要があるのでしょうか?
子どもを安全に座席にホールドし、身体に合ったシートベルトを締めることができるチャイルドシートは、座席から外れたりしないように取り付ければ安全に思えるかもしれません。
しかし、前向きに取付けられたチャイルドシートの場合、新生児期〜乳児期の子どもが、衝撃でベルトの隙間から飛び出す恐れがあります。
また、月齢・年齢に関わらず、小さな子どもは骨格が未発達かつ頭が重いため、衝突時に頭や首に受ける衝撃が大きくなり、大けがを負う可能性もあります。
後向きに取付けられたチャイルドシートなら、衝撃を受ける面積を背中や肩などの広範囲に分散させることができるため、前向きよりも子どもへの負荷を小さくできます。
各チャイルドシートの取扱説明書を確認しつつ、子どもの身体の大きさや体重に合わせて取り付けることが大切です。
後向きのチャイルドシートを嫌がる場合は?
危険とはいえ、後向きのチャイルドシートを嫌がる子どももいるでしょう。
子どもが後向きのチャイルドシートを嫌がるのは、不快や退屈、不安な思いをしている可能性があります。該当するものを解消し、機嫌よく後向きのチャイルドシートに乗ってもらいましょう。
子どもの状態をチェックしておく
出発前に子どもの状態をチェックしておくと、機嫌よく乗ってくれる可能性があります。
例えば「お腹を空かせていないか」「おむつがいっぱいになっていないか」など、不機嫌になる原因を解消してあげましょう。授乳後は吐き戻す可能性もあるため、ミルクを飲んでから30分後くらいに出発するのがおすすめです。
車内環境を整えておく
子どもが過ごしやすいよう、車内の温度を整えておくと、機嫌よく乗ってくれるでしょう。子どもにとって快適な温度でないと、機嫌が悪くなる可能性があるため、温度調節をしっかり行うことが重要です。
また、上着を着たまま暖房をかけると、かえって暑くなる可能性があります。冬場は上着を脱ぎ、ブランケットを使って体温調節すると良いでしょう。
夏場のチャイルドシートは、高温になっている可能性があるため、やけどしないよう注意してください。
チャイルドシートを調整する
チャイルドシートに乗せた際、子どもが窮屈に感じていないか確認してあげましょう。
チャイルドシートは、子どもの成長に合わせて肩ベルトを緩めたり、インナークッションを取り外したりする必要があります。新生児期から同じチャイルドシートを使用している場合は、取扱説明書を確認し、子どもに合う状態へ調整してあげてください。
月齢に合ったおもちゃやお菓子を用意しておく
月齢に合ったおもちゃを用意しておけば、子どもを楽しませてあげられるため、飽きずに機嫌よく乗ってくれるでしょう。おもちゃを車内へ落としてしまうケースもあるため、チャイルドシートに取り付けられるものがおすすめです。
また、おやつを用意しておくことも飽きずに乗ってもらうコツの一つです。ただし、子どもの月齢に合ったおやつでないと、喉に詰まらせてしまう恐れがあります。必ず月齢に合ったおやつを用意してください。
自宅で慣れさせる
嫌がる理由の一つとして、子どもがチャイルドシートに乗り慣れていないケースもあります。
チャイルドシートを自宅に置き、普段から使って慣れさせておけば、機嫌よく乗ってくれるでしょう。
お昼寝の際に寝かせてみたり、座らせてみたりして、チャイルドシートの感覚に慣れさせてあげましょう。
ベビーミラーをヘッドレストに取り付けると安心
チャイルドシートが後ろ向きの場合、ベビーミラーをヘッドレストに取り付ければ、より運転に集中できます。
ベビーミラーは、ミラー越しに子どもの様子を確認でき、後ろを振り返って覗き込む必要がないため、大変便利なアイテムです。
子どももミラーでママやパパの存在を確認できるため、ぐすり対策にもなるでしょう。子どもの様子を確認できなくて運転に集中できない場合は、ベビーミラーの取り付けを検討してみてください。
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- 執筆者プロフィール
- 松永 麗子
- 1995年生まれ。5年半自動車ディーラーで勤務した後、フリーライターに転身。現在はさまざまな自動車メディアで執筆活動をしております。愛車はディーラー時代から憧れていたフォルクスワーゲン「ティグアン」。と...