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いつの間にか見なくなったアイツ…車の「トップシェード」が減った理由に納得

影響を与えない「ハイブリッドフィルム」が普及しつつある

@Dmytro Titov/stock.adobe.com

近年では、トップシェードが装着されていない車両向けに「ハイブリッドフィルム」と呼ばれる新たなアイテムが登場しています。

専門の業者に依頼して既存のフロントガラスへフィルムを施工するという手法です。

ハイブリッドフィルムを取り扱っている、とある自動車メーカーのディーラーで話を伺いました。

「ハイブリッドフィルムは、ガラスに貼り付けているのがわかりにくいほど透明感があるのが強みです。

可視光線の透過率(パーセンテージでガラスが取り込む光の量を表現している、数値が高いほど視界が明るくなる)が約90%と、雨や夜間の運転でも視界が開けていて運転しやすくなっています。

加えて、ハイブリッドフィルムには紫外線と赤外線も跳ね返す効果があるので、車内に太陽の熱がこもりにくいのも強みです。夏の暑い時期、エアコンの設定温度を無理に下げる必要がなくなるので、燃費改善も期待していただいてよいかと思います。

過去に多く存在した色付きのトップシェードと比較しても、視界に違和感があるといった問題を解消できているので、ドライブを快適にしたいなら役立つアイテムだと思います。」

高級車あるあるだった立体エンブレムが少なくなった理由はやっぱりアレが原因

紫外線や赤外線をカットして熱が車内にこもりにくくなることもハイブリッドフィルムが選ばれる理由となっています。トップシェードが使われなくなっている要因となっているでしょう。

トップシェードに代わる新たなアイテムとして、今後はハイブリッドフィルムを装着した車が増えていくかもしれませんね。

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執筆者プロフィール
長谷川 優人
長谷川 優人
1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。

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