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秋こそ乗りたいオープンカー!運転中に気をつけるべきこと&楽しむポイント
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秋になるとオープンカーのレンタル希望者が増える?
紅葉のシーズンになると、オープンカーを借りてドライブする人が増えると言われています。
関東を中心にチェーン展開しているレンタカー会社の中でも、特に観光地に近い店舗では、秋になるとオープンカーを借りたいという問い合わせが増えます。
筆者はそのレンタカー会社でアルバイトをしていた経験がありますが、紅葉のシーズンになると、オープンカーを観光地に近い店舗へ回送する作業を行っていました。普段は、駐車スペースの広い店舗に配置しているオープンカーを、紅葉のシーズンだけ、観光地近くの店舗へ移動させていました。
暑さも和らぎ、紅葉を楽しむにはオープンカーはぴったりな季節というわけです。
ルーフの開閉方法を事前に確認しておこう!
オープンカーを運転する場合どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。自身もマツダのオープンカー「ロードスター」を所有しているという、中古車販売店の営業担当者に話を聞きました。
「まず、ルーフを開けているので当たり前ですが、車内に砂埃や塵が入ってきます。
どんなに空気がキレイで環境が良くても、路面には土や砂が堆積していることもあり、長時間ルーフを開けっ放しにしていると車内が汚れます。それだけではなく、目に砂が入り視界が悪くなってしまうことも。
ですので、オープンカーに乗る際は、サングラスなどで目を保護するなどの対策を講じてから乗ることをおすすめします。
また、ルーフの開閉には手間がかかることも念頭に置いておいてください。手動でルーフを開けるとしても、そこそこの力が必要な場合が多いです。
慣れればスムーズに開閉できるようになりますが、慣れていなかったり、力が入らなかったりすると、開閉に手間取ることも考えられます。
もちろん軽く開閉できるモデルもたくさんありますので、レンタカーでオープンカーを借りる際は、乗車前にルーフの開閉方法を確認しておくといいでしょう。
最近は、電動式のルーフを採用したモデルもあります。スイッチひとつで簡単に開閉できる点が魅力ではありますが、故障など何らかの理由で開閉できなくなる可能性もあります。その場合の対処法も事前に考えておく必要があります。」
筆者自身もボルボのオープンカー「C70」に乗車中、ルーフが閉まらなくなって小雨に濡れてしまったことがあります。こうしたルーフ開閉時のトラブルも想定しておくようにしましょう。
- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...