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ついにフェラーリもSUVを発売!これがSUVブーム終焉の前触れか?
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次の“人とは違うクルマ”になりうるものは?
そんななか、いま自動車業界でムーブメントとして興り始めているのが、スポーツカーとクロスオーバーの融合です。例えるなら、かつてパリ・ダカールラリーで話題を呼んだ「ポルシェ959」のようなスタイルです。
実際、ポルシェは「911ヴィジョンサファリ」の市販化に向けて着々と動いているようですし、ランボルギーニは「ウルス ステラート」、アルピーヌは「A110スポーツX」というコンセプトモデルを発表しています。
さらに「ロータス エキシージR-GT」や「アストンマーティン・V8ヴァンテージR-GT」など、ラリー参戦を視野に入れて造られたマシンもまた、同じカテゴリーに入りそうです。
敢えて名付けるなら「スーパークロスオーバー」的なクルマは、SUVに比べると実用性には欠けるものの、ダートを超スポーティに走るという楽しみに加えて、単なるスポーツカーではないというセレブレーションをユーザーに与えてくれそうです。
このタイプのクルマであれば、自動車の主要な市場になっている中東や中国、北米でも人気を獲得できそうですので、メーカーは本腰を入れて市販モデルを造ってくるでしょう。
自動車産業はコロナ禍や半導体不足の影響もあって混沌としていますが、やはり今後も人気のキーワードは「マルチパーパス」なのかもしれません。
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- 執筆者プロフィール
- 山崎 友貴
- 1966年生まれ。四輪駆動車専門誌やRV雑誌編集部を経て、編集ブロダクションを設立。現在はSUV生活研究家として、SUVやキャンピングカーを使った新たなアウトドアライフや車中泊ライフなどを探求中。現在の愛車は...