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イマドキの新常識“コネクテッドカー”に潜む恐ろしいリスク…「車のサイバーセキュリティ」ほとんどのユーザーが無頓着?
車をハッキングして乗っ取った実験結果は?
コネクテッドカーのハッキングについて調査したところ、2015年に報じられたある実証実験に行き当たりました。この実験では、走行中のジープ チェロキーを16キロ離れた場所から遠隔操作することに成功したそうです。
ハッキングにより操作されたのは、エアコンやラジオ、ワイパー、そしてアクセル。特に怖いのはアクセルの乗っ取りですが、ラジオやワイパーの遠隔操作も使いようによっては危険を招きます(もし大雨の日に突然ワイパーが動かなくなったら……)。
ちなみに、実験でハッキングされたチェロキーは、インターネット接続システム「Uconnect(ユーコネクト)」搭載のコネクテッドカーでした。
実験を行った研究者によると、車のIPアドレスがわかれば、ネット経由で制御システムに侵入できるのだとか。また、遠隔操作でエンジンを停止させたり、ブレーキを作動不能にしたりすることも可能とのこと。……それって怖すぎませんか?
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- 執筆者プロフィール
- 加藤 貴之
- 1977年生まれのフリーライター。10年以上務めた運送業からライターに転向。以後8年以上にわたり、自動車関連記事やIT記事などの執筆を手がける。20代でスポーツカーに夢中になり、近年は最新のハイブリッド車に興...