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縦列駐車も怖くない!「真横スライド」が可能になる新技術が凄すぎる
タイヤがほぼ真横に向く!その名も『EasyTurn』
ZF社が公開した『EasyTurn』と名付けられたコンセプト製品は、タイヤをほぼ真横に向く角度までつけることができるストラット式サスペンションです。
通常、タイヤの切れ角は乗用車であれば35度程度で設計されていますが、このEasyTurnでは最大で80度の切れ角を実現。
タイヤをほぼ真横に向けられるため、狭いスペースでも難なく縦列駐車をすることができるようになります。道幅に余裕がない道路でのUターンも切り返しを必要としません。
将来的に「縦列駐車苦手」な人はいなくなる?
こうした駐車を簡単にするための技術は、システムが複雑になることからコストが高く、実装されるのは自動運転を含む運転支援機能を搭載したモデルなど一部の高価な車に限定されていました。
しかし、EasyTurnのメリットは単にタイヤの切れ角を増すだけでなく、シンプルな構造で実現できるため、低コストで搭載できることだとしています。EasyTurnの搭載にあわせて車体の構造を開発する必要があるものの、ZF社はEasyTurnが電気自動車との相性が良い製品になる可能性があると見ているようです。
まだコンセプトの段階ではありますが、このEasyTurnのようにタイヤがほぼ真横に向くまでハンドルを切れることが常識となれば、「縦列駐車が苦手だ」と考える人は相当に少なくなるでしょう。
スズキが過去に起こした「信用を高めた不正」
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...