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合理的?それとも危険度MAX?「赤信号でも右折OK」そんな法律ホントにあるの?
「赤信号でも右折OK」の国があるってホント?
アメリカ国内には、俗に言う“赤信号右折”のルールが存在します。
これは、信号のある交差点での通過ルールで、「右折専用レーンに侵入して一時停止し、周囲の安全が確認できれば右折しても違反ではない」と定められているためです。
ただし「NO TURN ON RED」と書かれた標識のある信号では、日本のルールと同様、赤信号での発進は禁止されています。
そもそもアメリカは右側通行のため、日本における右折の動きとは異なりますが、アメリカに観光に行く際は、「赤信号であっても車が右折してくるかもしれない」という安全意識を持っておいたほうがよさそうです。
日本人には馴染みのない交通ルールもある
アメリカと日本の交通ルールを比較してみると、“赤信号右折”以外も違いが見られます。
例えば、アメリカでは駐車可能エリアと駐車禁止エリアを、道路の色で区別しています。白は制限標識がない限りはどこでも駐車可能ですが、赤は短時間であっても駐車NG。都市部では、ほんの数分であってもすぐに駐車禁止切符が切られてしまうそうです。
さらに、駐車違反の反則金は100ドル(約1万5,000円)から1,000ドル(約15万円)と、州のルールやエリアによってケタ違いの金額になることも。うっかり違反でとんでもない出費にならないよう、注意が必要です。
ほとんどの国では、国際免許証(国外運転免許証)を持っていれば、車を運転することができます。
しかし国際免許証申請・交付の際、運転免許センターや運転免許試験場では、その国々に合った運転や交通法規などを教えてくれるわけではありません。
“赤信号右折”のように、日本人には馴染みのないルールも存在しますので、外国で車を運転する際には、必ず交通ルールをしっかり確認・勉強したほうがよさそうです。
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- 執筆者プロフィール
- 長谷川 優人
- 1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。