寒い地域の共通ルール？北海道民はサイドブレーキを引かないって本当？

「駐車したらサイドブレーキ」は必須のはず…

車を駐車したときに、車が動かないように留めてくれる「サイドブレーキ」。普段から何気なく使っている人は多いと思いますが、安全に車を利用するためにも忘れてはならない手順の1つですよね。

しかしいくら気をつけていても、一瞬の判断ミスによって大きな事故につながることも。たとえば日本経済新聞によると、2020年にはサイドブレーキを引き忘れた状態で斜面に駐車した車が自然発車し、約80mも走行した挙句、車を止めようとしたドライバーと衝突したという事故が実際に発生しています。

たとえ少し車から離れるだけであっても必ずサイドブレーキは引いておきたいところですが、実は北海道ではなぜか“サイドブレーキを引かない”という習慣が根づいているようです。

北海道民はサイドブレーキを引かないって本当!?

同習慣が話題になったキッカケは、北海道民からの「長い間北海道に住んでいるけど、サイドブレーキを引いたことがない」という投稿でした。

さらに投稿者はサイドブレーキを引かない理由として、「厳しい寒さの北海道ではしばらく停車していると、サイドブレーキが凍結して車を動かすことが困難になるため」だとコメント。

“サイドブレーキを引かない”という習慣は北海道民の間で根づいているらしく、「1回も使ったことがない」といった声が続出。中には北海道の冬の期間が長いためなのか、クセになっていることもあって“オールシーズン、サイドブレーキを引かない”という人もいるようです。

しかし、北海道民のすべてが“サイドブレーキを引かない派”ではない模様。たとえば「斜面停車時は必ずサイドブレーキを引くけど、平地で殆ど使わないかな」「何かあったら怖いので、普通にサイドブレーキを引いてる……」との主張も寄せられています。

ここまで“北海道ならではの習慣”に注目しましたが、実は“サイドブレーキをかけない派”は北海道民だけではない様子。

ネット上には“東北地方や日本海側の地域でも同習慣が根づいている”という噂が流れているようなので、実際に東北と日本海側の人たちの声をピックアップしていきましょう。

寒い地域では共通ルール？北海道以外も調査してみた