自転車も信号無視で「赤切符」罰金や前科も…取り締まり強化、2022年10月より

今まで「警告」でもこれからは「赤切符」で「罰金前科」に？

2022年10月下旬から行われる、取り締まりの方針で検挙される具体的な違反ケースは、以下の4項目です。

• 信号無視
• 一時不停止
• 右側通行
• 徐行せずに歩道通行

この項目のうち、これによって重大事故に繋がりかねない悪質な違反については、今まで「警告」としていたものでも、2022年10月下旬から「赤切符」を交付するとのことで注意が必要です。

特に自転車が車道を通行している場合、たとえ歩行者用信号が青であっても車両用信号が赤の場合は信号無視として検挙されることがあります。スクランブル交差点などは特に注意が必要です。

交通切符を交付されると検察庁に送られ、刑事罰の対象として扱われ一定の期間内に繰り返し検挙されると、自転車運転者講習の受講義務が発生します。

しかし、この講習を受講しなかった場合、5万円以下の罰金が科せられ「罰金前科」となります。

自転車は車の仲間の『軽車両』

免許を持っていなくても運転できる自転車は、わたしたちの移動手段として身近なものです。大人であっても子どもであっても気軽に使用でき、安全に利用していれば便利で快適なものです。

しかし、運転している状態では軽車両という扱いの自転車。交通ルールを守っていなければ危険な暴走車と変わりありません。自転車に慣れているからといって余裕のない運転をしたり、スマホなどを見ながらの運転をすることで、ドライバー自身も危ない目に遭ってしまうことが考えられます。

「自分は大丈夫」ではなく、自転車は車の仲間という意識を持ち、交通ルールを守ることが重要です。

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