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オートサロンで大盛況だった「黒船」こと真っ黒なランクル70!トヨタ車体が海外純正部品にこだわった理由【TAS2024】
黒一色による統一感がすばらしい!
ブラッククルーザーのボディに目をやると、ツヤを抑えたマットブラックが車体全体を覆い、引き締まった印象を受けます。
そのボディに、ツヤのあるブラックに塗られたハードタイプのタイヤカバーや、濃いめのブラックに塗られたサイドパイプステップ、ルーフラックがうまくマッチしています。
同じ黒でも色味の異なるブラックが、車体全体にコントラストを生み出し、それぞれが個性を放ちつつも、うまくまとめられて統一感がありました。
さらに、右サイドAピラーに取り付けられた「シュノーケル」や、メッキ仕様の「サイドミラー」、「ウインチ」など、ランクル70の迫力を格段に向上させているパーツが採用されています。
現時点で公道走行はできないが……
会場に展示されていた車両は、現時点では公道走行ができないとのこと。しかし、今回取り付けた海外純正部品の一部はすでに日本国内で近い将来販売予定があるそうです。
会場には、すでに販売されているソフトタイプのリアタイヤカバーなども展示されていました。いわれなければ、どれが海外純正部品なのかわからないくらい、ランクル70とマッチしています。
こうしたカスタムも、ランクルの車体設計から生産までを手掛けるトヨタ車体だからこそなせる業なのでしょう。
昨年、ランクル70が日本市場で、しかも期間限定ではない形で再々販売されることが決まって、多くのファンを沸かせたのは記憶に新しいところです。
海外純正部品をまとうことで、ランクル70の魅力がより一層引き立てられたように思います。見る角度によってもさまざまな光り方をするランクル70 ブラッククルーザーが公道を走る日もそう遠くないのは間違いないはずです。
撮影・文:室井大和
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- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...