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ニスモ・フェスティバル2019 フォトレポート|幻のケンメリも走った

第22回 NISMO Festival 2019 in 富士スピードウェイ

先頭は1990年のカルソニックスカイラインGT-R、ドライバーは星野一義、後方は長男の星野一樹。

2019年12月8日、富士スピードウェイで第22回「NISMO Festival」が開催されました。毎年恒例となった年末にその年の日産のモータースポーツを統括して締めくくるイベントです。

12月とは思えない暖かさと晴天に恵まれたこのイベント、入場者数は28,000人とのことでした。昨年は日本初のフォーミュラEマシンの走行で注目されて31,500人が来場、昨年対比では減少ですが、2017年とは同数。NISMOの熱いファンの減少は感じられない盛況ぶりでした。

今年のニスモ・フェスティバルは、こどもの入場者数が増えたとのこと。家族で楽しめるようなコンテンツを多数用意するだけでなく、エキシビジョン・レースでは、こどもがフラッグを振ったり、ボードをレースクィーンと一緒に持ったりするなど、お子さま参加型の企画が多数あったのが印象的。未来のモータースポーツを支えてくれるのだろうと、微笑ましい姿をたくさん見ることができました。

フォト・レポート

「NISSAN ヒストリックカー エキシビジョンレース」先導車は1964年(昭和34年)の第2回日本グランプリで優勝しS4グロリア。
サニー最後の後輪駆動車。最高出力は150馬力程度。
「Zチャレンジ・エキシビジョンレース」今年はフェアレディZ生誕50周年。Z34だけのレース。
オイルがコースに漏れて石灰が巻かれた。石灰はちょうど走行ライン上に。このため白煙が。
ニスモ・フェスティバル第22回にして初めての「タイムアタック・エキシビジョン」1000馬力を超すマシンがタイムを競った。1台ずつの走行でタイムを計測
「ウェルカムセレモニー」では伝説の3台が並んだ。先頭は1969年にGT-R初優勝を飾った39号車、後ろは「エアロダイナ・ノーズ」を持つ240ZG、最後尾は「幻」のケンメリGT-R。
午前11時半頃から開催された「ウェルカムセレモニー」は今回初。出演した監督、選手ら全員が並ぶ。レースクィーンも。
観客のこどもらに「バイバーイ」と声を掛けられ笑顔で手を振り「バイバーイ」と返していたnismoレースクィーン。
星野親子とジェームス・ロシター。
ピットには歴代の名車がずらりと並ぶ。
幻のレーシングカーと呼ばれるケンメリGT-R。実戦には投入されなかったためそう呼ばれる。実際にレーシングコースを走る姿に熱い声援が送られていた。
「日産モータースポーツ・ヘリテージ・ラン
ヒストリックカー・レースを走ったレイトンハウス・ブルーのサニー。バブル時代はレイトンハウスが席巻。当時懐かしんで写真を撮るオジサマ多数。
nismoの歴史を語る上で外せない名車たち。右はブルーバード、左はS12シルビア。
第22回ニスモ・フェスティバルの最後のレース「NISMO GP 2019」今季走ったすべてのニスモ・マシンが総集結。発走直前の撮影。

この記事では、イベントの様子をフォトレポート形式でお届け。モータースポーツの小難しいことは他誌さんにおまかせして雰囲気を楽しんでいただき、たとえ日産のファンでなくても「来年は足を運んでみようかな」と少しでも思っていただけたら幸いです。

撮影・文:MOBY編集部 宇野 智

–あとがき–
往年の名車が今でもサーキットを全開で走る…これは一筋縄では行かない。ここに「技術の日産」が光ったのか。永遠に走らせていて欲しい。日産のメカニックはさぞかしこのイベントの日までが大変だったであろう。脱帽。感謝。今後に、期待。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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