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《車を買ったら必ず買うものを聞いてみた》オーナーが語るリアルな快適カーライフの必需品
「万が一」のために車載しておきたいアレ
車内環境を快適にするアイテムのほかには、「緊急時の備え」をまず揃えるという声が聞かれました。
「いざという時のために、ブースターケーブルと、シートベルトカッターのついた脱出用ハンマーの2つは必ず積んでいます。どれも使ったことはないですけど、緊急時に後悔したくないですからね。安いものなら合わせて3,000円くらいですし」(30代男性)
ブースターケーブルは、バッテリー切れを起こした車に、他車の正常なバッテリーから電気を供給するためのアイテム。自車はもちろん、周囲の車がバッテリーを切らしてしまったときにも役立ちます。
シートベルトカッターおよびハンマーは、水没や事故によりドアが開かなくなった際、車外に逃れるためのアイテムです。スペースもあまり取らずに常備できるので、車載しておいて損はないでしょう。
その他、車載用の防災セットや車中泊セットなどがあると、対応できる状況が増えると考えられます。
「メンタル面」を整えることも大事?
最後に、現実的な効用はないけれども、精神的な意味で必ず車載しているアイテムがあるというオーナーに話を聞きました。
「交通安全のお守りですね。もともとそういうものは信じていなかったのですが、はじめて車を買って、半年のうちに2回も追突されてしまって、一度お祓いをしてもらったんです。それ以来事故に遭っていないので、ゲン担ぎとして車を替える度にお祓いをして、お守りも新しくしています。
関東に住んでいるのですが、毎回茨城県にある笠間稲荷という神社まで片道3時間くらいかけて行くんですよ。あえて下道で、筑波パープルラインなんかを抜けて。山道を走ると車両感覚や操作感にも馴染めるので、自分にとってはそれも儀式の一環になっていますね」(50代男性)
車の運転は精神状態に左右される面もありますので、お守りによって心を安定させるというのは有効な手段かもしれません。車を買った際にお決まりの「儀式」があると、新しいカーライフへの気分も高まることでしょう。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...