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「ヘッドライト眩しすぎ、ブレーキランプ点けすぎ」もう少しどうにかならない?モヤッとする他車の運転あるある

日常的に運転していると、多かれ少なかれ「周りの車の動き」が気になる瞬間があるものです。「ウインカーなしで割り込み」など、明らかに危険な動きもある一方で、「もうちょっとどうにかしてほしいな」程度のものもあるでしょう。

今回はドライバーの方々から、「微妙に気になる他車の運転」について意見を集めました。

ライトが眩しい車、増えすぎじゃない?

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©beeboys/stock.adobe.com

道路交通法のなかには、実際の運用状況が明確ではなく、ドライバーの解釈がさまざまに分かれてしまっているものがあります。夜間の「ハイビーム」に関する規定は、その最たるものでしょう。

「最近、夜にやたらとハイビームの対向車に出くわす気がします。『オートでそうなっているのかな?』とも思いましたが、そもそも前に何台か車がいる状況でもハイビームの車がたくさんいるんですよね」(50代男性)

道路交通法の規定(第52条第1項)からすると、夜間の走行時には基本的にハイビームを用いるものとされ、警察などによっても「基本はハイビーム」という呼びかけがなされています。一方で、同法第52条の第2項を見ると、「他の車両と行き違う場合」や「他の車両の直後を進行する場合」にはロービームで走行するものとされており、これが混乱のもとになっているようです。

つまり街中で走行する際には、むしろ対向車や前走車がいるケース(ロービームで走行すべきケース)が大半であるにもかかわらず、法律の文言上「基本はハイビーム」というルールが広まり、状況を問わずハイビームを用いているドライバーが散見されるようになったのかもしれません。

もちろん、危険因子の早期発見という面で、ハイビームは非常に有効です。対向車や前走車など、他の交通主体に影響を及ぼさない状況では、ハイビームを「義務」として点灯していきましょう。

ちょっと寄ってくれれば、後ろも通れるのに……!

©xiaosan/stock.adobe.com

車線変更や右左折の際には、ドライバーのクセが表れることがあります。なかには「左折時になぜか右に膨らむ車」など、一瞬ビックリするような動きをする車も。そのほかにも、「もう少し気を遣ってくれればいいのに……」と思ってしまう場面は少なくないでしょう。

「片側1車線の道路で右折待ちをしている車が、全然右に寄っていないことが多くて気になります。少し前に出て右に寄れば、後ろの車が通れるのに、寄せていない車が1台いるだけで後ろが渋滞しているのを見ると、『周りが見えてないなぁ』と思ってしまいます」(40代男性)

道路交通法(第34条第2項)には、「右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の中央に寄り」という記載があることから、右折時にはなるべく車を右側に寄せておく必要があります。

「できる限り」の度合いには解釈の余地があるものの、法律上も「右折時の右寄せ」が円滑な交通にとって欠かせない動きであると位置づけられているのです。

執筆者プロフィール
鹿間羊市
鹿間羊市
1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...

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