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「代車ガチャあるある」よもやの高級車から「マジか…」と息をのむような車まで
車検や修理などでしばらく愛車を預ける際、「どんな代車が来るのか」と期待してしまう人は多いでしょう。いつもと違う車内の空気や運転感覚は、カーライフに小さな刺激を与えてくれます。
思わず「ラッキー」とニンマリしてしまう車から、「マジか……」と息をのむような車まで、用意される代車は実にさまざま。あてがわれる車種には運が大きく絡むことから、SNSなどでは「代車ガチャ」なる言葉も散見されます。
今回は「代車にまつわるエピソード」について、ドライバーの方々に話を聞きました。
高級代車に気分は爆上がり!
一般に、代車サービスはそう頻繁に利用するものではありません。せっかくの機会ですから、「上級な車に乗ってみたい」「性能のいい車に乗ってみたい」など、普段では乗れない車種を期待する人も多いでしょう。
「普段はプリウスに乗っているのですが、ディーラーに車検に出した際、あてがわれたのがレクサスのGSでした。型落ちではありましたが、さすがに気が引けて『こんなの借りて、大丈夫なんですか?』と聞くと、『すみません、都合がつくのがコレしかなくて』と。
自分じゃ絶対乗れない車ですし、せっかくなので勢いのまま有休をとって日帰り旅行に行ってしまいました。ガソリン代は痛かったですけど、車内の上質感とか、やっぱり高級車は違うなぁと気分が上がりましたね」(50代男性)
このケースでは図らずも上級車種が用意されたようですが、ディーラーにとって、代車は購入を実際的に検討してもらうためのチャンスでもあります。そのため状況によっては、試乗の意味合いも込めて「ちょっといい代車」を配備してくれる営業担当もいるようです。
このほかにも、「普段はアクセラだがロードスターを用意してもらえた」など、代車で思わずテンションが上がってしまったという話がいくつか聞かれました。こうした「ガチャ要素」が、代車のワクワク感を高めてくれるポイントなのでしょう。
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...