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雪国じゃない地域の“スタッドレス事情”…「履き替え」or「乗らない」みんなどうしてる?
東京都をはじめ「年に数回雪が降るかどうか」という地域では、雪が積もると必ずといっていいほど立ち往生や事故などの交通トラブルが頻発します。
一方で、スタッドレスタイヤに交換しても、「今年は雪の日に運転する機会がなかったな」という思いをしたことのある人もいるでしょう。
こうしたエリアの住民にとって、「毎年スタッドレスタイヤに交換するかどうか」は悩みの種であると考えられます。今回は東京都に住むドライバーに、「冬のタイヤをどうしているか」について聞きました。
降らなかったとしてもスタッドレスが安心!
まずは毎年、冬が来るたびにスタッドレスタイヤに履き替えているというドライバーの声を紹介します。
「通勤で毎日乗るので、スタッドレスです。冬に雪が降らないかどうか気にするのは面倒ですし、安心感がありますしね」(30代女性)
やはり通勤などで車を使う頻度が高い人の場合には、数少ない雪の日に運転することになる可能性も高いといえます。雪が降ってもすぐに車を出せるというのは、スタッドレスの大きなメリットです。
さらに、異なる角度からの意見もありました。
「毎年スタッドレスですね。雪はほとんど降らないんですけど、よく通る道に橋があるので、凍結が怖いなと。ノーマルタイヤで凍結路に突っ込んだら、どうしようもないですから」(50代男性)
たしかに雪が降っていなくとも、道路の環境によっては路面凍結が発生しやすいポイントもあるでしょう。冬道のさまざまなリスクに備えるうえでも、スタッドレスは望ましい対策だと考えられます。
そのほかにも、移動の不自由をなくすためにスタッドレスに交換している人は多いようです。
「旅行が好きなので、スタッドレスにしています。年末年始の休みとか、行ける場所が限られちゃうのも嫌だなって。旅行先の選択肢が増えると思えば、タイヤ代はそこまで無駄には感じないですね」(50代男性)
帰省先や旅行先によっては、居住地よりも積雪の可能性が高くなることも考えられます。行動範囲をなるべく広く確保するうえでも、スタッドレスは有効な対策です。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...