更新
「正しい合流なのにクラクションを鳴らされた」高速道路でモヤッとしたエピソード
SAで「煽りドライバー」に鉢合わせして思わず……
高速道路を走っていると、しばしば猛スピードで追い越し車線を走る車に出くわすことがあります。煽り運転や危険な車線変更を繰り返しているケースも見られますが、その際には多くの方が「ヘタに関わらず無難にやり過ごす」という選択をすることでしょう。
しかし、車外で「煽りドライバー」と鉢合わせしたという珍しいエピソードも聞かれました。
「高速の追い越し車線を走っていて、前が詰まっている状況で、後ろからすごいスピードでスポーツタイプの輸入車が迫ってきました。そのままベタ付けされたので、『前が見えないのかよ』と思いつつ、厄介そうなので一旦左に避けたんです。
今度は前のトラックを煽りだし、しかも車を大きく右左に振って威嚇するので、こっちに吹っ飛んで来ないかヒヤヒヤしましたね。その後も煽りやジグザグ走行を繰り返して、前の方に消えていきました。
でも、次のパーキングに寄ったときにたまたまその車を見つけて。一瞬立ち止まってジッと見ていたところに、ちょうど持ち主が帰ってきたんです。意外と普通の、痩せたオジサンでしたが、低い声で『何?』と威圧的に詰め寄られて……とっさに『いや、カッコいい車だなって』と答えてしまいました。
オジサンは『あっそう』といって車に乗り込み、大きな音を立てて去っていきました。煽り運転をする人間に媚びてしまった自分が情けなく、しばらくモヤモヤしていました」(20代男性)
非常識な運転をするドライバーに対して、「悪い行為を自分が正さなければ」と考える人もいるかもしれません。 しかし、注意されたことに腹を立てた相手から、暴力を振るわれてしまうケースも散見されます。
釈然としない思いは残りますが、無用なトラブルを避けるうえでは、上の対応は間違っていなかったのでしょう。
カードが入っているのにETCゲートが開かない⁉
料金所をスムーズに通過するうえで今や必須となったETC。大多数の車がETCレーンを利用していますが、なかには「ゲートが開かない」というトラブルも。
「入り口では普通にETCレーンから入れたのに、出口でバーが開かなかったことがあります。慌ててブレーキを踏んで停車しました。
ETC車載器はピーピー鳴っているし、後ろからクラクションを鳴らされるし、軽くパニックになりましたが、すぐに係の人がインターホンで案内してくれて、その場で待つよう言われました。
接触不良だったのか、カード自体には問題なく、係の人にその場で処理してもらいました。後ろの人に迷惑をかけてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたね。
それ以来、料金所付近では必ず車載器のランプをチェックするようにしています」(40代男性)
一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)の発表によれば、ETCゲートが開かないケースの約65%が「カードの入れ忘れ」もしくは「差し込み不良」であり、約33%がETC非搭載車の進入によるものだといいます。
なお、万が一ETCゲートが開かなかった場合には、絶対に後退してはいけません。ゲートに設置されているインターホンなどで係員の指示を仰ぎ、それに従うようにしましょう。
ETCゲートに限らず、トラブルが起きた際には衝動的な動きを避け、落ち着いて対処することが大切です。心に余裕をもって、高速ドライブを楽しみましょう。
ジャンル問わずエピソードを募集中!
面白かった、ヒヤッとした、イライラした、感動したなど、ジャンルを問わずエピソードの投稿をお待ちしております!
※スマートニュースなどで閲覧されている場合、フォームが表示されませんので、お手数ですが本体サイトにアクセスの上、フォームより投稿してください。
“2022年”と“2030年”のタイミングでETCの車載器が使えなくなる?
タクシーは1日あたりの「最高乗務距離」が決まっている?
車の購入後に後悔したエピソード
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...