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「子どもが嫌がる」「窮屈でかわいそう」チャイルドシートはなんのため?“子どもを守れない座らせ方”に怒りの声

こんなユルユルじゃベルトの意味が…

©︎shirohige/stock.adobe.com

お子さんによってはチャイルドシートを拒絶し、ベルトを締めようとしても暴れてなかなか装着できないといった状況も考えられます。毎回装着に苦労している親御さんも多いと思われますが、事故の際の被害を考えると、やはりどんなときにも正しく着座させることが大切です。

「休日、旦那に3歳の息子を見てもらい、ママ友の家に遊びに行きました。ママ友の旦那は仕事でおらず、2人で2歳半の娘さんを見つつ世間話をして、そのうち買い物に行こうという話になって。

ウチの車で行くことにしたのですが、娘さんはウチの子よりだいぶ身体が小さく、ベルトがユルユルなんですよね。ですがバックルを締めようとした瞬間、その子が『きつい、きつい』と泣き出してしまったんです。

ママ友は『いつももっと緩くしちゃってるんだよね』と言うのですが、ベルトと身体の間に余裕で拳が1つ入ってしまうような状態で……正直気まずい思いもありましたが、とてもそのままでは出発できず、『ごめんね、このままじゃ事故で飛んでっちゃうんだ』と、ベルトを締めてから出かけました。

ママ友はちょっと複雑そうな顔をしていましたけど、娘さんはしばらくすると泣き止み、大人しく座っていました。それから自分の家の車でどうなっているのか、聞いていないのでわかりませんが……」(30代女性)

もちろん子どもの特性は千差万別であり、他人が口を出すべきではない事情もあるかもしれません。しかしチャイルドシートの適切な装着は、子どもの安全のために最優先すべきものですから、事情を問わず「正しく座ってもらうための工夫」をしていきたいところです。

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執筆者プロフィール
鹿間羊市
鹿間羊市
1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...

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