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「買ったあとのほうがお金かかるやん…」車選びは“維持費”も含めて考えて!考えなかった人たちの話が切ない
えっ? 自分が高リスクドライバー?
車の維持費を考えるうえで、厄介なのが「任意保険」です。年齢や等級、車種によって保険料が大きく変わるため、「自分はこのくらい」と正確に見積もることが難しいこともあるでしょう。
「今から15年ほど前ですが、高校生の頃からシルビアに乗りたくて、バイトでお金を貯めていました。自分のお金で免許も取って、3学期が終わってから中古車を見に行き、80万円くらいのタマを買うことにしたんですけど……。
契約後、任意保険の見積もりを見て血の気が引きました。年間30万円近くて、『これは何の冗談だろう』って。せいぜい月に1万円くらいだろうと思っていたんですけど、甘すぎましたね。
その後、高校を出てすぐに就職して、一人暮らしのお金もかかるし、車の維持費と家賃だけで給料の半分以上をもっていかれちゃう状態で……。満足にドライブもできませんでした。当時付き合っていた彼女とも毎回家デートで、そのうち文句をいわれるようになって。
結局半年くらいでシルビアは売ってしまって、しばらくは軽のアルトワークスに乗ることにしたんです。それ以来、お金のことはあまり気にせずドライブに行けるようになったので、『最初から軽にしておけばよかったな』と思いましたね」(30代男性)
一般に、21歳未満のドライバーは統計上の事故率が高いことから、保険料も割高に設定されています。さらにスポーツカーも保険料率の高い車種が多いことから、「免許を取ってすぐスポーツカー」という状況は、保険料が非常に高額になりやすいケースだといえるでしょう。
なぜ日本の車メーカーは「Gクラス」のような四角いSUVを造らない?
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...