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「それってさ…」電気自動車に発電機を搭載!航続可能距離を大幅に伸ばすことに成功
テスラ モデルSに発電用400ccエンジン搭載
YouTubeチャンネル「Warped Perception」では、テスラ モデルSにジェットエンジンを搭載するなどのいわゆる“魔改造”が人気のコンテンツとなっています。
そんな彼のチャンネルで、「コードレステスラ」なる動画が公開。テスラ モデルSを充電なしで1800マイル(約2900キロ)も走行させることができました。
モデルSの航続可能距離は最大でも約400マイルですので、実に4倍以上も航続距離を伸ばすことに成功。「モデルSに発電用の400cc単気筒ガソリンエンジンを搭載する」というアイデアによって実現しました。
「充電中は動かせない…」EVの不満を解決
ガソリンが漏れていることやエンジン音がかなりの音量であることを除けば、電気自動車に発電機を載せ走りながら充電するというアイデアはとても理に適っているように思えます。
実際に、彼は充電のたびに5時間から6時間、車を停止させなければいけなかったことを不満に思っていたため、この試みが同様の悩みを持つ人たちにとってひとつのソリューションを提供できたようです。
この動画には、「ディーゼルエンジンにしてはどうだろうか」「もっとマフラーの消音性能を上げよう」「自動車メーカーがこれを改善すべきだ」といったノリノリのコメントが寄せられており、多くの関心を集めました。
いつでもどこでも充電できる!EVをもっと自由な車にできるアイデア
ちなみにガソリンは82ガロン(約372リットル)を消費したようです。約2900キロを372リットルで走ったということは、ガソリン1リットルあたりの走行距離は約7.8キロとなります。
燃費があまり良くないように見えますが、ホテルに一泊している間も一晩中発電機を回し続け充電を行っていたため、数値が低くなってしまうことは納得できるでしょう。
充電スタンドに依存することなく、2900キロもの長距離移動を電気自動車で実現したこのアイデア。モデルSの航続距離を伸ばしたいと考えている場合、こんな方法もあるということを覚えておくと、役に立つかもしれません。
このコードレステスラのアイデアは動画の中でも言われていたとおり、「クレイジーだ」と思う人もいるでしょう。しかし、日本車のディーラーに行くと、このコードレステスラに似たシステムをはじめから採用している車がたくさん並べられています。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 明星めてお
- 1988年生まれ。幼少期父親が保有していた車がSUBARUのLEGACYだったこともあり、後継車であるLEVORGをファーストカーとして購入。基本的にはSUBARU車が好き。仲間とゴルフ、ラーメン屋巡りが楽しみ。行ったことの...