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ジョー・バイデン氏の愛車は50年以上前のコルベット!その理由が泣ける
ジョー・バイデン氏とは
ジョー・バイデン氏は、アメリカ合衆国の政治家で、民主党に属しています。1942年生まれの現在78歳。1973年から2009年までアメリカ合衆国上院でデラウェア州の代表を務め、オバマ政権下では第47代アメリカ合衆国副大統領を務めた経歴を持っています。
2020年のアメリカ合衆国大統領選挙では、現大統領のドナルド・トランプ氏と並び、出馬しています。
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過去に2度、大統領選挙への出馬意向を表明していた
ジョー・バイデン氏が大統領選挙に出馬したのは今回が初めてではありません。最初に出馬を表明したのは2004年の大統領選。この時は最終的に断念していますが、2008年の大統領選には2度目となる出馬表明。当時はバラク・オバマ氏とヒラリー・クリントン氏の全面対決という情勢だったため、撤退しています。
ジョー・バイデン氏の愛車は?
ジョー・バイデン氏の愛車はシボレー コルベットというアメリカ車で、バイデン氏自身、かなりのコルベット通であることが知られています。アメリカの自動車文化における中心地であるイェール大学での卒業式にて、コルベットに対する愛をスピーチしたエピソードは有名です。
スピーチでは、「ポルシェ 911よりコルベットの方が優れている」、「コルベットはより速く、コーナー性能もある」などの発言をしたことにより、一部メディアから批判を浴びる結果に。バイデン氏はそれほどまでにコルベットに対して入れ込んでいるようです。
シボレー コルベット スティングレー コンバーチブル
ジョー・バイデン氏はコルベットを運転しながら「私は運転することが好きで、かなり優れたドライバーだと思っている」と語っています。この発言から、自身の運転スキルにかなりの自信があることが伺えます。
さらにバイデン氏はこのコルベットにかなり思い入れがあるようで、「私はこの車が大好きです。車に乗るたびに、父とボーのことを思い出します。」とも明かしています。ボーとは、バイデン氏の息子であるボー・バイデン氏のこと。バイデン家期待の新生と注目されており、2016年のデラウェア知事選への出馬に意向を示していましたが、2015年5月に脳腫瘍のため46歳という若さで亡くなっています。
バイデン氏にとっては亡くなった父と息子、2人との思い出が詰まった車なのでしょう。
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最新のコルベットに乗る姿も!
ホワイトハウス記者協会のディナーパーティとして毎年開催されているキャピトルヒル・プロムナイトで公開されたビデオでは、当時副大統領だったバイデン氏がC7コルベットを運転する姿が。
映像は、女優のジュリア・ルイス=ドレイファス演じるセリーナ・メイヤーと共演しています。C7コルベットに乗り込み、ファーストレディから下院議長のジョン・ベイナー氏に至るまで、豪華ゲスト陣と冒険に出かけるといった内容。
動画で乗っていたのはシボレー C7コルベット
C7コルベットは、2014年から2019年まで生産されたモデルで、初代から数えて7代目のモデル。2020年時点ではひと世代前となります。
歴代コルベットは、ロングノーズという、ボンネットが長いデザインが最大の特徴でした。しかし現行の8代目、C8コルベットではMRレイアウトを採用したため、スーパーカーのような印象になり、ロングノーズのコルベットの歴史はC7で幕を下ろしています。
副大統領は車を自分で運転できない!
これほどまでにシボレー コルベットを愛しているバイデン氏ですが、副大統領の在任期間中は自分で自動車を運転することは許可されていません。そのため、副大統領時代に車を運転したのは、7年間のうち3回ほどしかないとのこと。そのうち1回はアメリカの人気司会者、ジェイ・レノ氏の番組「ジェイ・レノ・ガレージ」に出演した際の運転です。
このジェイ・レノ・ガレージという番組内で、バイデン氏はコルベット スティングレーを時速160マイル(250km/h以上)で運転しており、スピード好きだという以外な一面を見せています。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...