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バットモービル画像・動画集|映画バットマンの愛車 歴代5車&次作新型車をご紹介
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ダークナイト三部作ノーラン版の愛称はタンブラー
「バットマンビギンズ」「ダークナイト」「ダークナイトライジング」からなるダークナイト三部作のバットモービルは、工事車両を改造してつくられた装甲車のようなデザインが特徴。「タンブラー」という愛称で呼ばれています。
これまでのイメージとはかけ離れたタンブラーのデザインに、当初はファンから賛否両論が巻き起こったものの、結果的には多くの人気を獲得するにいたりました。
タンブラーの後輪には巨大なダブルタイヤが装着され、大きく目を引く前輪は外側から保持されるという特殊な構造。車程度の障害物なら楽に乗り越えられる高い走破性と、鈍重な外観にもかかわらず、ビルからビルへとジャンプする高い機動性を有しています。
前輪は、内蔵されたバイク「バットポット」の前輪も兼ねており、損傷した車両を破棄してバイクで敵役のジョーカーを追い詰めるシーンも描かれました。
監督は「インセプション」や「インターステラー」で有名なクリストファー・ノーラン氏。現実的な設定や機能、精密なメカニックデザインがタンブラーの特徴であり、ハードSFらしい機能美が強調されたバットモービルです。
迷彩柄の「タンブラー」も話題に
ノーラン版バットマンのバットモービル「タンブラー」には、カモフラージュ柄(迷彩柄)バージョンも登場しています。黒一色のタンブラーとは印象がガラリと変わり、ミリタリー感のあるカモフラ柄もカッコいいので、ぜひチェックしてみてください。
【動画】実際に映画で使用されたバットモービル
ザック・スナイダー版バットモービル
「マン・オブ・スティール」こと実写版スーパーマンとバットマンが共演する、2016年公開「バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生」のバットモービルは、まるで軍用サンドバギーのような姿に変わりました。
タンブラーの現実的な設定を引き継ぎつつ、どことなく旧来の流麗なバットモービルらしさが感じられる機能的なデザインがザック・スナイダー監督版バットモービルの特徴です。
とはいえ、その外観はコウモリというよりも、低く地面を這う虫のよう。車体前方には回転式の機関砲塔が備わり、後方にはバットモービルにお馴染みの装備であるワイヤーフックも備わります。
劇中ではサンドバギーらしい高い運動性能と、鉄板やコンクリートの壁も突き破るほどの車体強度を披露しますが、現場に居合わせたスーパーマンと接触して破損。スーパーマンの強靭さには、さすがのバットモービルでも敵いませんでした。
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(字幕版)
テレビシリーズ初代バットモービル
1966年からスタートしたテレビシリーズ「実写版バットマン」のバットモービルも、ティム・バートン版と並んで今でも高い人気を博しています。ベースとなった車両は、実際にフォードがデザインしたコンセプトカーであるリンカーン フォーチュラです。
外観は独創的なデザインのフォーチュラをほぼそのまま使い、バットマンを象徴する黒ボディに赤いラインが追加され、内外装は当時のSFらしいディテールにまとめあげられています。車両にはロケット砲やガス爆弾、盗難防止および緊急脱出装置が備わり、バットマンとロビンの移動と任務遂行を助けました。
テレビシリーズ版のバットモービルは、伝説のカスタムビルダーとして名高いジョージ・バリス氏が、たった3週間でバットモービルに仕上げたというのは有名な逸話です。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...