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教習所で教わるアノ確認、女子大生には「謎行為」?ふと耳にした車にまつわる会話にドン引きしたエピソード
人によって「車に対する価値観」はさまざまです。車をめぐる経済感覚や、運転に対する姿勢など、他人とは共有しにくい部分も多いでしょう。
今回はドライバーの方々に、日常会話のなかで浮き彫りになった「車に対する価値観のギャップ」について話を聞きました。
とある“安全確認”が女子大生にとっては「謎行為」?
免許に関する話題は、大学生のなかで定番ネタの1つです。毎日キャンパス内のどこかしらで、教習所に関する話題が出ていると思われますが、なかには「ちょっと大丈夫なのか?」と思ってしまうような会話もあるようです。
「大学の食堂で、隣のテーブルに座っていた女子グループが教習所の話をしていました。内容としてはよくある話題で、今どの段階をやっているとか、S字やクランクが難しいとか、他愛のない話だったので、さして気にせずにいたのですが……。
そのなかの1人が『巻き込み確認って謎じゃない?』と言い出して、その時点で私は『おいおい』と思ったのですが、周りの人たちも『あれ意味わかんないよね』『何もないのにウケるよね』みたいに同調していてゾッとしてしまいました。
路上教習に出ていないようなので、巻き込み確認の重要性も実感できていないのかもしれませんが、絶対にそのままの状態では免許を取ってほしくないと思ってしまいましたね」(20代女性)
巻き込み確認は、左折の際に目視によってミラーの死角になっている部分を確認する動作であり、バイクや自転車などの見落としを避けるうえで欠かせません。
しかし教習所内では死角にバイクなどが入り込む可能性は考えにくいことから、上の話の人たちは巻き込み確認を「形式だけのもの」と思ってしまっているのかもしれません。
とはいえもちろん、公道を走るうえで巻き込み確認が重要であることは言うまでもなく、取得過程のなかで意識が変わっていることを願うばかりです。
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...