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自分の敷地内なのにやっちゃダメなの?駐車場で整備や洗車をしていたら隣人トラブルに発展した事例
車を所有するなかで、欠かせないのが洗車や整備といったメンテナンスです。これらの作業を「すべてプロに任せている」という人も多いなか、「なるべく自分の手で済ませる」というオーナーもいるでしょう。
しかしその際、自宅の駐車場やマンションの共有スペースなど、作業場所の確保に困ることも……。なかにはその作業が、近隣住民とのトラブルの火種になることもあるといいます。
今回は、「駐車場での洗車やDIYに関する隣人トラブル」について、実際のエピソードを紹介します。
「車のDIY整備そのもの」に不信感

車の維持費を抑えつつ、愛車の状態を把握するためにDIY整備をしている人は少なくないでしょう。とくに戸建ての敷地内であれば、自由に作業できるように思えますが……。
「もともとカーオーディオが趣味なので、家を建てるときには駐車場の広さを重視しました。オイル交換やタイヤ交換のほか、オーディオや電装関係も自分で弄っていますね。
もちろん、自宅で鳴らしたりはしないですし、作業する際は周囲の迷惑にならないよう、できるだけ配慮しているつもりです。
しかし、ある日タイヤをスタッドレスに替えようとジャッキアップしていると、近所に住んでいる60代くらいの女性に『また車弄りをしているんですか?』と声をかけられました。
喧嘩腰とまではいかないものの、明らかにいい顔はしていない様子です。『そうですね、冬に備えてタイヤを替えていて』とだけ返し、そのときは女性も『そうですか』と離れていったんですけど……。
それ以来、作業中にその女性がやってきて、『そういうのって、自分でやって平気なんですか?』『危ないですし、業者さんに任せた方がいいんじゃないですか?』と、何かと口を出されるようになったんです。
一度、配線の作業をしているときに通報を受けて警察がやってきたこともあり、『あの人が通報したのか?』と疑心暗鬼になっています」(40代男性)
明確な迷惑行為をしているわけではないのに、「相手の主観的な印象」によって扱いが左右されてしまうのがご近所付き合いの難しいところです。
常識の範囲内で作業しているのであれば、気にせずDIYを続ける手もありますが……。あまりに周囲の視線が気になる場合には、レンタルピットなどの利用も選択肢になるかもしれません。
雪国じゃない地域の“スタッドレス事情”…「履き替え」or「乗らない」みんなどうしてる?
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...