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「その後は…?」窓全開で洗車、ディーゼル車にレギュラー…ガソリンスタンドで痛い目に遭ったエピソード

サンルーフが開きっぱなしで事態は大ごとに……

©Nataly/stock.adobe.com

車が汚れた際、ガソリンスタンドで洗車をお願いする人も多いでしょう。しかし、プロによる作業には一定の信頼が寄せられるものの、車を預けることのリスクはゼロではありません。

「近所のガソリンスタンドで手洗い洗車とワックスがけを頼み、そのまま車を預けて終わったら連絡するようお願いしました。2時間くらいで終わるかと思っていたのですが、電話がかかってきたのは半日以上経ってからでしたね。

店に着くとスタッフが平謝りで、実はサンルーフを開けたまま洗車をしてしまい、室内を乾かすのに時間がかかってしまったと伝えられたんです。

ショックでしたが、開けたまま渡した自分も悪かったと思い、『どこかが壊れていなければ大丈夫です』と受け取りました。

シートやマットは乾いていたので、大丈夫だろうとエンジンをかけると、ナビが起動しなかったんです。エンジンをかけ直してもダメで、スタッフに再度確認してもらうと、やっぱりナビにも浸水してしまっていると……。

店長が出てきて『ウチで元通りにさせてほしい』というのですが、さすがにもう信用できなくなり、ディーラーで修理に出すので費用を負担するよう要求しました。かなり渋られましたが、こちらも譲らず、最終的に書面にしてサインをもらって。

結局、修理代は40万円ほどになりましたが、全額賠償はしてもらえました。どっと疲れましたけどね」(40代男性)

上のケースでは、ナビの故障をめぐる責任の所在が明確であったことから、比較的スムーズに賠償してもらえたのだと考えられます。

一方で、一度店を出てから故障や傷に気づいた場合には、それが店での作業によるものかを判別しにくくなるでしょう。

責任の所在が特定できなければ、損害賠償を求めることも難しくなりますので、引き渡しの際には十分に車両の状態をチェックすることが大切です。

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執筆者プロフィール
鹿間羊市
鹿間羊市
1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...

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