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車好きが言う「のり味がいい」って何?「乗り心地」とは違うけどいまいちよくわからない「車の“味”」
乗り心地と“乗り味”は違う?
「乗り味」に近いと思えるような言葉には「乗り心地」があります。
乗り心地は一般的に、路面の凹凸を吸収するサスペンションやシートのクッション性などによって、乗車時の揺れや振動の度合いがどの程度かを示す言葉です。「乗り心地がいい」とは、乗車時の揺れや振動が少なく、乗員の体への負担が少ない車を良いとする評価になります。
サスペンション等がかためでも乗り心地が不快でない車はありますが、一般的にはスポーツカー等はサスペンション等がかためで、それによって車と一体になったようなソリッドな感覚を楽しめるようになっています。「乗り心地」は大なり小なり犠牲にして、スポーティな運転を楽しむことが優先されていると言えるでしょう。
ところが、「乗り味」は、こういったスポーティな走行のためにサスペンション等がかためのスポーツカーなどにも「味がいい」などとよく使われ、さらにはそうでない車にも使われるため、「乗り心地」だけではない、別の評価として独立していることがわかります。
「車好きならマニュアル車」と考える人は多い
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 高山 志郎
- 平成元年生まれ、東京都出身。学生時代にモータースポーツ活動を開始し、大小さまざまな耐久レースへ参戦。優勝の経験も持つ。エンジニアとして複数の業界を渡りながら趣味で車やバイクに触れ続け、縁あって自動...