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ウインカーの正しい使い方とよくある故障例|トレンドは流れるウインカー?

ウィンカー(方向指示器)とは?

©MemoryMan/stock.adobe.com

ウインカー(方向指示器)の歴史|誕生と発展

ウィンカーは、ドイツ語のwinken「指し示す」から来た言葉です。自動車文化の発達にともない交通量が増したことにより開発され、車のこれから行く先を周りに示す「方向指示器」として発展してきました。

サイドターンランプからドアミラーウインカーの時代へ

ドアミラーウインカーが世界で初めて採用されたのは、1998年に登場したメルセデス・ベンツの4代目Sクラス、国産車では2001年に日産が発売した4代目シーマといわれています。当初は高級車を中心に見られましたが、しだいに幅広いクラスの乗用車へ普及しました。このドアミラーウインカーの普及とともに、サイドターンランプは数を減らしていきました。

ウィンカー最新事情|トレンドは流れるウインカー

近年のウィンカーのトレンドは、流れるウィンカーことシーケンシャルウィンカーです。「流れる」とは、見た目のうえでLEDランプが連続的に車両の内側から外側へ水平方向に点灯していくことを表現したもの。シーケンシャルウィンカーは、高級輸入車をはじめ、国産車のオプション装備としても採用例が増えてきています。
この採用増加傾向は、世界的な自動車の装備品に関する安全基準の統一が進んでいることが原因と推測されます。ちなみに、流れるウィンカーは最新の車にしか装着できない特別な装備ではなくDIYで後付けすることも可能です。

ウインカーの正しい使い方&出すタイミング

曲がる何メートル前から?

交差点で曲がる場合、30m手前でウインカーを出しましょう。とはいえあくまで参考値であり、ウィンカーの合図は速度や交通状況に応じて早めに出すことが大切です。しかし、早すぎる合図も他のドライバーを迷わせる迷惑行為になってしまうので気をつけてください。

曲がる何秒前から、何秒間?

車線変更は約3秒間ウィンカーを出すことになります。また複数車線ある場合、交差点では30m手前で進路変更を終わらせておく必要があるため、進路変更の約3秒+交差点手前30mの間、ウィンカーを出すことになります。

アナログなコミュニケーションも大切

ウィンカーを出して車線変更した時などは、車列の中に入れてくれた相手ドライバーの顔を見て手で軽く合図するなどのコミュニケーションも大切です。気持ちのいいドライブをするためにも他のドライバーとのコミュニケーションをしっかり行いましょう。

ウインカーの人気カスタム例

LEDウインカー化

LEDは少ない電力で発光するため、フィラメントより長持ちします。そして、従来よりも光量が多くなるため、その光はかなり明るく、日中でもクリアな視認性を実現しています。また、LEDは瞬時に『パッ』と歯切れ良く点灯するのでドレスアップ効果も抜群です。このため、近年の高級車やハイグレードモデルにはLEDウィンカーが採用されることが多いです。
LEDウィンカーは後付けDIYすることもできますが、抵抗やリレーなどのパーツをハイフラ対策として取付ける必要があるので難易度は高いです。後付けを考えている方は専門業者に依頼することをおすすめします。

ウインカーポジション化

ウインカーポジションとは、ウインカーランプをポジションランプ(車幅灯)のように光らせる方法です。ウインカーとポジションランプの電球が一体化し、ウインカー作動時は電力を強め点滅させる構造です。
起源は、かつての欧米車がウインカーとポジションランプを兼用していたことに端を発するとも言われ、今ではドレスアップ・カスタム手法のひとつとして注目を集めています。
施工自体はプロが行えばそれほど難しくはなく、手軽に見た目のインパクトを得られることもあり、人気のスタイルとなっていますが、車の年式によっては規定されたランプの色しか使えないので注意してください。(保安基準第34条)
詳しくは以下記事を参照してください。

シーケンシャルウィンカー化

流れるように点灯するシーケンシャルウィンカーは、正式には「連鎖点灯式方向指示器」といいます。流れるように見えることで、車の行きたい方向が周りに認知されやすくなるのと当時に、光の拡散性が低いLEDの欠点を補う効果がある最新のウィンカーです。一部車種の上級グレードや、オプション装備として採用例が増えており、ドレスアップアイテムとしても人気上昇中。後付けで流れるウィンカーにできるパーツも販売されています。

ウインカーのよくある故障・トラブル例と修理方法

ウィンカーがつかなくなる

基本的にウィンカーが点滅しない場合の原因はヒューズ、ウィンカーリレー、ウィンカーレバースイッチです。まずは、ハザードが正常に動作するかどうかを確認してください。
ハザードが動作しない場合の原因は、ヒューズ切れか、ウィンカーリレーの故障が原因です。ハザードが正常に動作するのに、ウィンカーだけが動作しない場合は、ステアリング脇のウィンカーレバースイッチが故障原因です。
また、ウィンカーが動作しない別原因として、ハザードスイッチの戻り不良の場合もあります。ハザードスイッチのバネが劣化することによりスイッチの戻りが悪くなると生じる現象です。
いずれもウィンカーがつかなくなった場合は、迅速な対処を心かげてください。

ウィンカーが早くなる(ハイフラする)

ウィンカーが通常の倍近いほど高速で点滅している状態のことを「ハイフラッシャー現象」、略して「ハイフラ」と呼ばれます。これは、車についているウィンカーバルブのうち、一つでも球切れを起こしている場合に、ウィンカー動作を高速点滅させることでドライバーに点検を促す機能です。
ハイフラが起こったら異常箇所を特定して、速やかにバルブの交換を行いましょう。一部輸入車のウィンカーバルブは手に入りづらい、特殊形状のバルブを使用している場合があるので、保守部品として常備しておくことをおすすめします。

ハイフラの原因と対策の記事

ウインカーが常時点灯してしまう

ウィンカーの常時点灯の原因は、ウィンカーリレーの固着が原因である場合が多いです。機械式リレーという電子部品は、電気を流すと、内部の電磁石が動作することで端子が接続され、その端子間に電気が流れる仕組みをしています。
ウィンカーリレーの場合は、電気を流すと一定間隔で電磁石がオン、オフを繰り返すようになっています。内部が固着してしまい、常にオンの状態になると、ウィンカーの常時点灯という故障になってしまうのです。この場合はリレーを分解して清掃し、固着を取り除いてやることで修理できます。

ウインカーの修理・交換にかかる費用は?

ウィンカートラブルの原因が部品交換で直る場合は、DIYで修理するのがもっとも安上がりですが、業者に依頼した場合でも部品代+1,000円程度の工賃で修理を請け負ってくれます。原因が電気関係の場合は、故障箇所の特定作業は時間と手間がかかるので部品交換と比べて工賃は割高になる傾向にあります。まずは、メーカーのディーラーや行きつけの自動車整備工場に持ち込んで状態を確認するなどプロフェッショナルに相談してみましょう。

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MOBY編集部 カー用品チーム
MOBY編集部カー用品チーム
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