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ETCカード、車内に差しっぱなしは危険?毎回抜くことが推奨される理由

夏は旅行や帰省などで、高速道路を利用する機会が増える時期です。

目的地での休憩時や駐車場に車を停めた際、ETCカードを車載器に差しっぱなしにしたまま車を離れてしまうドライバーも少なくないかもしれませんが、カードを挿入したまま放置することは思わぬトラブルの引き金になりかねないといいます。

ETCカードは、高速道路を利用するたびに車載器から抜く必要があるのでしょうか。結論からいうと、運転中に抜く必要はありませんが、車を離れる際は毎回抜き取り、携帯することが推奨されています。

車内に差しっぱなしにすると、夏場の熱で使用できなくなるだけでなく、盗難や不正利用につながるおそれもあります。この記事では、ETCカードを車内に放置するリスクと、適切な保管方法を解説します。

ETCカードを差しっぱなしにするとどうなる?高温による変形や読み取り不良に注意

炎天下に駐車した車内は短時間で温度が上昇し、条件によっては車内温度が50度を超えることがあります。直射日光が当たるダッシュボード付近は、さらに高温になるため注意が必要です。

ETCカードを高温の車内に放置すると、熱の影響でカードが変形したり、正常に読み取れなくなったりするおそれがあります。

また、熱による変形や損傷が生じると、ETC車載器がカードを正常に読み取れず、料金所の開閉バーが開かないこともあります。

ETCカードを正常に読み取れない場合は、料金所の開閉バーが開かない可能性があります。料金所では開閉バーが開かない場合に備え、時速20km以下に減速し、前車との車間距離を十分に取ってETCレーンへ進入することが大切です。

ETCカードの読み取り不良を防ぐためにも、車を離れる際は短時間であってもカードを抜き取ることが大切です。

車上荒らしの標的に!? 不正利用の補償を受けられない可能性も

また、ETCカードを車載器に挿したままにしておく行為は、物理的な故障だけでなく防犯上の観点からもリスクを抱えています。

たとえば、ETCカードを車内に残したままにすると、車上荒らしによって盗まれるおそれがあります。

窃盗犯に窓ガラスを割られて車内を荒らされるだけでも精神的・金銭的に多大な被害といえますが、盗まれたETCカードが第三者に不正利用されれば、後から高額な通行料金を請求される事態に発展しかねません。

さらに注意すべきポイントとして、ETCカードの発行会社が定める会員規約の問題が挙げられます。

通常、盗難や紛失によってカードを不正利用された場合の損害は、カード会社が設けている補償制度によってカバーされるしくみになっていますが、ETCカードを車内に放置して盗難に遭った場合、カード会社の規約によっては重大な過失などと判断され、不正利用の補償を受けられない可能性があります。

つまり、防ぐことができたはずの盗難と判断され、不正利用された金額について、補償の対象外となる可能性があります。

利便性だけを優先して差しっぱなしにする行為は、結果として大切な愛車を傷つけ、経済的にも多大な損失を被る危険性をはらんでいるといえます。

まとめ

このように、ちょっとした油断からETCカードを差しっぱなしにする行為は、熱による故障や車上荒らしによる盗難など、予想以上のリスクを招くおそれがあります。

無用なトラブルに遭わないためにも、車を降りる際はETCカードを車載器から抜き取り、携帯する習慣を身につけることが大切です。

一人ひとりが適切なカード管理を徹底することで、夏のドライブを安心して楽しむことにつながります。

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MOBY編集チーム
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