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ナンバープレートの種類・役割とは?分類番号やひらがな等の意味も解説
さまざまなナンバープレートの種類
字光式ナンバー
文字が光るナンバープレートで、本来は視認性の向上などを目的としたものです。
字光式ナンバーにするためには申請が必要となっています。
仮ナンバー(自動車臨時運行許可)
仮ナンバーは、車検が切れている車に装着される、赤い車線が引かれているプレートです。
車検を受けるための移動を許可するためのプレートで、ドライブなどの目的では公道を走ることができません。
ほかにもナンバープレートにはさまざまな種類がある
これまで紹介したもの以外にも、ディーラーナンバーや国際ナンバーなど、普段は見ることがないナンバープレートがあります。
ナンバープレートの「封印」とは
「封印」とは、ナンバープレートを固定するボルトをカバーするアルミ製の留め具のことです。自動車(軽自動車を除く)のナンバープレートの取り外しを防止する役割があり、取り付けが義務付けられています。
封印がされるのは一箇所のみ
なお、ナンバープレートの2つあるボルトのうち、封印がされるのは左上の片方のみ。右上のボルトはそのままむき出しになっています。
地域によって封印に刻まれる文字は異なる
封印に刻まれている文字は、自動車の登録手続きを行った運輸支局を表しています。東であれば東京運輸支局に登録されているということになります。
この文字は、「地域名」の区分とは異なります。地域名は運輸支局だけでなく、自動車検査登録事務所の地名も含みます。そのため、東京都を例にすると、品川ナンバーのみ運輸支局、ほかはすべて自動車検査登録事務所が管轄しています。
各自動車検査登録事務所はその地域の運輸支局が総括しているため、東京都では品川や多摩など計7つの地域名がありますが、封印の種類は「東」のみなのです。
刻印される文字が2文字になることも
東京都は「東」の1文字でしたが、大阪や山形などは「大阪」「山形」など2文字が刻まれています。これは、大阪の場合「大分」と、山形の場合「山梨」や「山形」と重複してしまうためです。
ナンバープレートを取得・変更するには
ナンバープレートの取得・変更に係る手続きは、お住いの地域を管轄する運輸支局・自動車検査場で行います。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...