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夏の風物詩“渋滞”!高速道路の渋滞の長さは誰がどうやって調べてる?実際の長さよりも多く表示して下道へ誘導してない?

より正確に情報を得るために使われているのは?

©Goran Jakus/stock.adobe.com

従来の渋滞情報は、高速道路のスタッフとトラフィックカウンターから得られた情報で作られていますが、近年ではより精度の高い「センシング」へと進化を遂げています。

現状よりもさらに正確な渋滞情報を得ようとした場合、トラフィックカウンターやカメラなどの必要機材をより近い感覚で設置する必要があるため、コストがかさんでしまいます。

コストを抑えながら、より正確かつリアルタイムの交通状況を把握するために、NEXCO中日本らは光ファイバーを用いた渋滞検知の開発を進めています。

この検知方法では、道路下を通っている既存の通信用光ファイバーが活用されており、高速道路全体がセンサーの役割を担います。車両が通過するときの振動によって変化する信号を光速でセンシング装置に届ける仕組みです。

光ファイバーが埋められている区間の台数や速度をリアルタイムで知ることができるこのシステムは、NECからNEXCO中日本へ2022年3月に納入されました。

この光ファイバーセンシングで事故・渋滞の早期検知が可能となるだけでなく、AI技術と組み合わせることで、さらにさまざまな事象の予測精度を向上させます。これにより、情報提供や交通分散への対処をあらかじめ実施できます。

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MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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