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【要保存】障害者の車購入の税金に関する免税や割引について|手順や必要書類は?
目次
障害者の車購入で減免となる税金その1 自動車取得税
車を購入した時にかかる自動車取得税のうち、300万円の部分が免除となります。300万円以上の車を購入する時には、それ以上の分に税金がかかります。例えば、320万円の車の場合には、20万円分だけ課税されます。
ただし、障害者のための改造をした場合には、300万円を超えていても改造費の部分には税金はかかりません。
減免されるのは障害者1人につき車1台で、1年に1回までです。
障害者の車購入で減免となる税金その2 自動車税
45,000円までの自動車税が減免となります。つまり排気量2,5Lまで車は自動車税がかかりません。排気量がそれ以上の車は、その差額分だけ税金がかかります。
減免されるのは障害者1人につき車1台です。
障害者減免申請の必要書類は
申請書は申請窓口にありますので、そこで記入できるようになっています。
一番大切なものは障害があることを証明する書類で、障害者手帳等の原本でなければなりません。その他に、運転する人の免許書、車の所有者の印鑑も必要です。
さらに、車の所有者が家族であったり、同居していない場合にはその家族の住所が確認できる書類や、親族関係を証明するための書類も必要です。
その他にも必要書類を求められることもありますので、事前に確認をしておくと良いでしょう。
障害者減免申請の窓口は
自動車税は、普通の登録車(白ナンバー)でしたら都道府県の自動車税担当窓口です。軽自動車でしたら、市区町村となっています。
障害者減免申請の時期に注意!
毎年の自動車税は、申請の時期にも期限があります。自動車税は5月末までに支払わなければならないため、時期によっては次年度になってしまうこともあります。
障害者手帳を申請中で、手帳の交付に時間がかかりそうな場合には、申請した時の書類で仮に手続きを進めてくれる場合もあります。申請期限に間に合いそうもないという心配がある時は、事前に確認しましょう。
障害者の車購入で減免となる税金その3 消費税
身体障害者のために特別な改造をしたものには、その改造部分が非課税となります。
その障害によって車を改造しないと運転できないもので、免許の条件になるようなものです。具体的には、手動運転装置、足踏式の方向指示器、左足用アクセル、座席の改造などです。その他、車いす昇降装置や固定するものも対象となります。
これは購入時だけではなく、修理の時にもかかりません。
改造は個別で異なりますので、非課税の範囲は販売店や改造ができる業者に確認してください。
自動車の税金に関して詳しくはこちら
障害者の減免制度の上手に活用して
税金は地方税のため、自治体によって取扱いが異なります。必ずお住まいの地域の自動車税担当窓口まで確認してください。
そのほか、税金以外にも障害者の車に関する金銭的な援助として、自治体によっては障害者が運転することができるような改造をする時の費用助成、免許取得にかかる費用の助成などもあります。
また、高速道路など有料道路の割引制度もあります。
いずれも申請をしないと、減免や割引が受けられません。これらを上手に活用しましょう。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
- 監修者プロフィール
- 鈴木 ケンイチ
- 1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレー...