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【車を陸送するときの注意5点】費用を格安にする方法とおすすめ業者も
陸送業者の選び方
陸送業者を選ぶ場合、運ぶ距離を基準に考えると方針が固まりやすくなります。
例えば運び先が近郊である場合なら、地域密着型でその地域の道路事情などを熟知している業者を選択するのが安心です。
安い費用で済むといったメリットがあります。
反対に、運び先が遠方である場合なら、全国に専用の運送ネットワークが確立された大手業者の方が、日数も短くなり安心できるというメリットがあると言えます。
複数の陸送業者に見積もりを取る
陸送業者を選択する際には、複数の業者に無料見積もりを作成してもらうことをおすすめします。
その場合には、地域密着型の業者や大手業者を交えたり、引っ越し業者なども含めて取り寄せてみると、サービスの違いがはっきりし、値段の内訳や相違が明確になりやすいでしょう。
また、内訳に不明な点がある場合は、うやむやにせず、問い合わせすることも大切です。こちらの問い合わせに対して、回答が何日もかかる、丁寧でないなど、業者の対応をチェックしてみましょう。
安さで選ぶ?用途にあった選択を
陸送費用の安いことを一番とするのか、陸送の値段は高くなっても大切に丁寧に運んでくれることを一番とするのか、自分の用途にあった業者を選択しましょう。
陸送業者によっては、車の輸送に加え、車の名義変更・車庫証明の取得など各種手続きを代行するサービスがあります。
自分の優先するサービスを行ってくれる業者、優先する用途に合った業者を選択することがポイントです。
おすすめ陸送業者は?
陸送業者は全国に多数あり、その得意とする内容やサービスはそれぞれ違います。
距離の短い陸送なら、小さくても地域密着型の業者が狙い目とも言えますし、距離が長い陸送なら独自の輸送ネットワークを持った大手の業者が安心です。
しかし大小問わず、陸送に関してのノウハウや実績を持っていることも重要だと言えます。
規模・実績でも陸送業界トップ「ゼロ」
規模・実績の点でも陸送業界のトップと言われているのが「ゼロ」です。
ゼロは、日産自動車グループの「日産陸送」を起源としています。完成車両の運搬などを一手に請け負ってきた実績があり、現在は独立して、陸送を主に自動車オークションなども運営しています。
全国に独自の輸送ネットワークを持つとともに、陸送のノウハウも豊富ですし、ネットで簡単に無料見積もりを作成できるなど利便性にも優れています。
車・バイクの陸送費用
陸送の相場価格・値段は?
車・バイクの陸送での値段・費用には、その業者によってかなりばらつきがあり、相場価格にも幅があります。
また、大きさや車高、エアロ装備車、不動車などは別途費用がかかるケースもあり注意が必要です。
以降に、自走できるトヨタ プリウスと50ccバイク、400ccバイクを陸送する際に、陸送業者「ゼロ」を利用した場合の陸送費用を調べてみました。
(*情報は、2018年3月時点のものとなります)
東京23区から北海道・札幌までの陸送費用
陸送費用 | |
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バイク50cc | 38,880円 |
バイク400cc | 45,360円 |
車(プリウス) | 77,200円 |
東京23区から新潟までの陸送費用
陸送費用 | |
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バイク50cc | 21,600円 |
バイク400cc | 28,080円 |
車(プリウス) | 49,896円 |
東京23区から大阪までの陸送費用
陸送費用 | |
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バイク50cc | 25,920円 |
バイク400cc | 32,400円 |
車(プリウス) | 59,400円 |
東京23区から広島までの陸送費用
陸送費用 | |
---|---|
バイク50cc | 32,400円 |
バイク400cc | 38,880円 |
車(プリウス) | 70,092円 |
東京23区から九州・福岡までの陸送費用
陸送費用 | |
---|---|
バイク50cc | 36,720円 |
バイク400cc | 43,200円 |
車(プリウス) | 77,220円 |
陸送を格安料金にする方法
陸送費用を格安料金にするには、「自走式よりも、積載車で他の車とまとめて輸送する方法を選択する」「輸送の繁忙期となる時期を避ける」「車をドア toドアで運ばず、中継基地に引き取りに行く」などの方法があります。
自走式は、前述したとおりドライバーが占有されるため、積載車に他の車とまとめて輸送するより料金が高くなります。
料金を安くするには他の車とまとめて輸送するのがおすすめです。
また、陸送にも転勤や引っ越しなどで繁忙期となる時期があり、その時期には予約が取れなかったり、料金も高くなりがちです。
格安にするためには、繁忙期となる時期は避けるようにしたいものです。
さらに、遠方への陸送が必要となる場合では、車は直接輸送されるケースは少なく、いったん港やヤードと呼ばれる中継基地へと留め置かれ、そこから別の積載車に積み替えて輸送されるケースが殆どです。
その場合には、その中継基地まで自分で引取りに出向けば、それ以降にかかる輸送費が安くなるといった場合もあるようです。
中古車の購入などに陸送を利用する場合
中古車の購入などに陸送を利用する場合、全国に展開する大手販売店であれば、最寄りの営業所まで輸送してもらい、その営業所に自らが引取りに行く方法も考えられます。
しかし、中継基地での車の引き取りや中古車の営業所での引取りなどの場合には、利用する陸送業者や、中古車販売店との交渉となるので、まずはどのような方法が可能となるのか、おっくうと感じず、相談してみることをおすすめします。
陸送を上手に利用して、新たなカーライフをエンジョイしたいですね。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...