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タッチアップペンでキレイに直す方法や色合わせのコツ、失敗したときの対処法など

タッチアップペンとは

タッチアップペンはメーカーごとに分かれている事が多い

タッチアップペンとは車のキズや、塗装の剥がれを修正するための筆塗り塗料のことです。

スプレータイプと異なり、細かい部分を手軽に修正できることが最大の特徴で風の影響もを受けにくく、周囲に飛散しない点が強みです。

一方で大きな傷や深い傷の修正には向かないうえ、スプレータイプよりも技量を要する点には注意が必要です。しかし近年はスプレーとしても使用できるタイプも販売されています。

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タッチアップペンには2種類ある

タッチアップペンは純正品と社外品の2種類に分かれます。

純正品はカーディーラーで、社外品はカー用品店などで購入することができます。

質や容量はどちらもあまり変わらないのでお手軽に購入できる社外品がオススメ。希望の色がない場合は「オーダーカラー」ができます。

こういうケースに強い!

タッチペンが効果を発揮するのは以下のようなケースです。

  • 軽い塗料の剥がれ
  • ひっかき傷
  • 飛び石の跡

いずれの場合も、ボディに凹みが見られない軽いキズになります。冒頭で説明したとおり、大きなキズや深いキズの場合はスプレータイプの使用をおすすめします。

こういうときは作業不要!

色付きのガードレールなどに擦ってしまい、ボディに色がついてしまった場合は塗装による修復は不要です。

ボディにガードレールの塗料が付着しただけなので、コンパウンドで磨くだけで解決します。

適さないケースもあるので注意

すでにお伝えしている通りタッチアップペンが向かないケースは、大きな凹みや広い面積を塗らなければならないときです。

内輪差で塀や車止めを巻き込んでしまった時などの大きな凹みで、傷単位で対応するより面で対応した方が楽な場合、スプレーを購入することをおすすめします。

スプレーをタッチアップペンの代わりに使う

もしスプレータイプだけしか持っていない場合でも、タッチアップペンと同じ効果を発揮するものを自作することができます。

それはスプレーの塗料を容器に取り出し、筆を使って塗るという方法です。

用意するものはスプレー塗料と細筆、瓶などの容器の3点。

スプレーの中にはガスと塗料が入っているのですが、化粧品保存用の瓶の中めがけてスプレーを噴射すると、塗料だけを取り出すことができます。

それを筆で塗るという方法で簡易的なタッチペンが作れます。

タッチアップペンの使い方・色合わせのコツ

タッチアップペンを選ぶときには自分の車の色を把握する必要があります。

ではどうやって車の色を把握するのでしょうか。車の色を知るためには色番号を把握するとよいです。

色番号は車両に記載されている

コーションプレート
コーションプレート

車の色番号は車の「コーションプレート」という場所に記載されています。

コーションプレートの場所は車種によって異なりますが、平面な広い面に取り付けられることが多いです。

国産車の場合は左右のドアを開けた場所(ピラー)付近やサスペンションの取り付け部など、輸入車や古い車種などはトランクやボンネットの裏などによく見られます。

赤枠で囲った「外装色コード」の「32J」が色を表す記号

プレート内で色を示しているのは「外装色コード」という箇所で、例えばホワイトでいうとトヨタ車は「030」や「045」、日産車は「3EN」などと記載されています。「カラー番号」と記載されている場合もあります。

この番号を見れば、元の色が何色だったか判断することができ、色合わせができます。プレートを、スマホなどで写真を撮るなどをして、メモしてからホームセンターや量販店で購入すれば、色を間違えることはありません。

ただし色の塗り替えをしていない車両に限りますので、注意が必要です。

同じ色を購入したのに色合いが違う?

実際に同じ番号の色を買ってきたのに、「色が濃い」と感じることがあります。

購入からしばらく経っている車のボディカラーは、熱や紫外線によって色が変化しることがほとんど。そのためタッチアップペンと同じ色になることは稀といっても良いでしょう。

これはタッチアップペンに限らずスプレーも同様です。

この点はプロでも苦労するポイントです。板金塗装を行う会社に実際に話しをうかがうと純正色をベースにして白や黄色など、さまざまな配合で色を加え合わせる場合もあるとのことです。

このあたりは職人クラスの技術が必要な分野のため、不安がある場合は業者の方に依頼することをおすすめします。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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