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いつの間にか消えた車の“サイドモール”、いつの間にかしれっと復活

ノスタルジックな車でおなじみのサイドモール

昭和から平成初期にかけての車には、サイドモールと呼ばれる部品が装着されていました。

かつては多くの車にこのサイドモールが採用されており、ノスタルジックな車を象徴するデザイン要素のひとつとなっています。

サイドモールは、間延びした見た目にしないためのアクセントであったり、車を壁や柱にこすってしまったときに鉄板を傷から守るためであったりなど、その役割はさまざま。

真っ平らな鉄板のままでは剛性が不足するため段差を設けたいのですが、そうすると見た目が不格好になるため、段差の部分を誤魔化すデザインとして採用していたという例もあるようです。

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デザインの進化とコストダウンで減少

現在は、鉄板のプレス加工によって剛性確保とデザイン性の両立ができるようになったり、車を壁や柱にこすってしまいそうなときはカメラやセンサーで気をつけることができるようなったり、車にまつわる技術が向上。

サイドモールがなくともその役割を補うことができるようになり、また部品点数や取付の手間が増える部品でもあったため、コストダウンで徐々に採用例が少なくなりました。

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SUVブームでふたたび採用車増える

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過去のデザインのように思えるサイドモールですが、昨今、サイドモールを装着した車が続々と登場しています。

昨今のクロスオーバーSUVブームの中で、アウトドアイメージを高めるためのファッションとして採用されており、デザイン性の高いサイドモール装着車が登場。

同じモデルでありながら、サイドモールを含めた用品を装着しクロスオーバーSUVテイストのグレードとして売り出すメーカーもあり、かたちを変えて現代にフィットしたようです。

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