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走行中にライトやウインカーの電球が切れた!運転続けていい?切符切られなくても「ラッキー!」ではない理由

ヘッドライトやウインカーなど灯火類は重要な“保安部品”

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車にはさまざまな照明が装着されています。ヘッドライトやウインカー、ブレーキランプ、フォグランプ、ルームランプ、アンビエントライトなど、その種類はさまざま。点灯しなくなってしまうと不便ですが、中には「点灯しなければいけない」ものもあり、そのような照明は“保安部品”と呼ばれています。

保安部品となる照明は、前照灯(ヘッドライト)、車幅灯(スモールランプ)、方向指示器(ウインカー)、制動灯(ブレーキランプ)、尾灯(テールランプ)、後部上側端灯(ハイマウントストップランプ)、番号灯(ナンバー灯)、後退灯(バックランプ)など。このほかにも任意で装着が認められているライトがありますが、ここで挙げたものはすべて一定の年式よりあとの車であれば装着義務があるものです。

装着しなければならない理由、点灯しなければならない理由は安全のため。たとえば、ヘッドライトが使えなくなると夜間に前方を照らせなくなるため不便ですが、「気をつけて走ればいい」と思うかもしれません。しかし、道路は他の車や人が行き交っており衝突などの事故を防止するため、互いにその存在やこのあとの自分の行動を知らせ合うことがとても重要です。

ヘッドライトなどが点かなくなると車は闇夜に紛れてしまい周囲の人から気づかれなくなってしまったり気づいたとしても回避の猶予がない状況になりやすくなります。このほか、ウインカーやブレーキランプはこの先の自分の行動をあらかじめ伝えることで周囲の車は危険を回避しやすくなり、ナンバー灯は所有者の責任を果たすために必要なもの。

こうした各ライトは便利さのためだけでなく、危険を避けるために装着されているものとなりますので、適切に機能する状態を維持し続けるためには日常的な点検がとても大切です。

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LED化が進み球切れは起き“にくく”なった!だからこそ油断しがち

車の照明は、以前はフィラメントなどに電流を流して発光させる白熱電球やハロゲン電球を光源としたものが主流でしたが、現在は白熱電球よりも寿命がはるかに長いことや消費電力が少ないなど多くのメリットがあるLEDが主流となっています。

白熱電球やハロゲン電球はおおむね7年や8年ほどでフィラメントが切れ点灯しなくなる「球切れ」を起こすため、消耗品として定期的に交換が必要な部品でした。しかし、前述のとおりLEDは長寿命でありるため、球切れの心配はほぼなくなり、もし点灯しなくなったとしてもそれは球切れ以外の原因があることがほとんどです。このメリットを得るため、既存の白熱電球等からLEDに交換するカスタムをする人も少なくありません。

しかし、LEDは長寿命ではあるものの寿命がないわけではなく、また前述のとおり他の原因で点灯しなくなることはあります。「LEDだから(LEDにしたから)球切れしない」と思い込み点検を怠ると、点灯していないまま車の使用を続けることになってしまいます。

はじめからLEDが採用されている車の場合、電球などの交換ではなくそのユニットをまるまる交換するなどの修理が必要になることもあり、部品の手配に数日かかってしまうことや費用が数万円かかってしまうことなどから、点灯しない状態のまま車の使用を続けてしまう人も。

前述したとおり、これらのライトは危険を回避するためにも適切に機能する状態を維持し続けることが重要ですが、機能しないまま車を走行させることは違反に該当するおそれがあります。

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走行中にライトが切れたら即違反?「切符切られなくてラッキー!」とは言えない

©Peter Maszlen/stock.adobe.com

ウインカー等を出さずに進路を変更したりすれば合図不履行、ヘッドライトを点灯させずに夜間の走行をすれば無灯火として違反に該当します。また、故障していることに気づかず走行をしていれば整備不良です。いずれにしても、普通車であれば違反点数1点、反則金7,000円の違反となります。

違反ではありますが、実際には必ず違反切符が切られるということはあまりなく、口頭での注意に留まることは多いです。運行前の点検では問題なかったものの、走行中に保安部品の球切れ等のトラブルが起き正しく使用できなくなった…ということであれば仕方がないという考えはあるでしょう。

しかし、違反に該当するおそれがある状態なのはもちろんですが、事故を回避することが難しい危険な状態であることもしっかりと認識する必要があります。

注意だけで済み違反切符を切れられなかったとしても、ラッキーだと思わず、安全を最優先し車の運転を中止することも選択肢のひとつに含めましょう。

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