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免許証の名前変更はどこでできる?必要書類や費用、手順を解説
目次
結婚や離婚などで名前が変わったら免許証の名前変更を!
結婚や離婚、改名などによって、苗字や名前が変わった場合は、運転免許証の記載事項変更手続きが必要と道路交通法93条第1項で決められています。
海外に比べて日本では基本的に結婚すると女性の名字が変わるということが多く、基本的には女性が手続きをするケースが多いかもしれません。
免許証の名前変更が必要な場合
免許証の名義変更が必要なケースは、「結婚した」「離婚した」「改名した」「養子縁組をして氏名に変更があった」場合などです。
区役所や市役所などで戸籍上の変更は済ませていても運転免許証は名義変更はしていない場合、免許証が「本人を確認するための身分証明書」として役立たないといったケースもあり得ます。
以降で、氏名変更できる場所や、書類、手続きの方法を解説します。
免許証の名義変更・名前変更に必要なもの
免許証の氏名変更に必要なものは以下のとおりです。
- 運転免許証記載事項変更届
- 運転免許証
- 本籍(国籍)が記載された住民票
- 印鑑
そのうち「運転免許証記載事項変更届」は、変更を行う場所に用意されているため、事前に準備する必要はありません。
「運転免許証」は、現在使用している期限内のものを持参してください。「住民票」は新しい本籍(国籍)・名前が記載されたもので、コピーは不可。マイナンバーが記載されている場合には、ペン等でわからないようマスキングを行い、「印鑑」は認めてもらえない場合にそなえ、シャチハタではない認印を用意しましょう。
以上のものを準備・持参し、以下の場所にて免許証の名義変更を行うことができます。
- 警察署(運転免許課など)
- 運転免許試験場
- 運転免許更新センター
名前変更時に新しい写真は不要
免許の名前を更新する手続きの場合、写真は不要です。
しかし、免許証を紛失している場合や破損している場合は、申請するための写真が1枚必要になります。(免許センター内では有料で撮影が可能です。)
費用はかからないが、書類は自費で用意しよう
名前を変更するための費用は無料ですが、変更するために必要な住民票を発行するには費用が必要になります。各自治体によって手数料が異なるので、ご注意ください。
免許証の名前変更はどこでできる?
免許証の名前を変更は以下の場所で手続きすることができます。
- 警察署
- 運転免許更新センター
- 運転免許試験場
一部地域では交番でも変更可能
ちなみに、北海道などでは警察署の交通窓口及び一部の指定交番、駐在所で変更ができるようです。しかし、基本的には交番では免許証の名前変更ができないことが多いので、お住まいの地域の警察のサイトなどで確認したほうが良いでしょう。
免許証の名前変更ができる時間(日時)は?
警察署や運転免許更新センターでは平日の月曜日から金曜日で、土曜日、国民の祝日、年末年始はお休みです。
氏名変更を行う場合の受付日時の注意点
免許証の名前を変更する場合、その場所によって受付曜日や受付時間に違いがあるので、注意が必要です。
例えば東京都を例にとると、受付曜日と受付時間は以下のようになります。
受付曜日 | 受付時間 | |
都内全警察署 | 月曜から金曜 | 午前8時30分から午後5時15分 |
運転免許更新センター | 月曜から金曜 | 午前8時30分から午後5時15分 |
運転免許試験場 | 月曜から金曜、日曜日 | 午前8時30分から正午 午後1時から午後5時15分 |
以上の表から、東京都内在住ならば、日曜に手続きをしたい人は「運転免許試験場」が、平日でも手続きが可能な人は近くの「警察署」や「運転免許更新センター」が便利です。
受付日時については各都道府県、手続き会場により若干の違いがあるので、ネットなどで事前に調べてから行くと安心です。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...